晴はせず、降りもせず、ただ曇と霧雨です。歩こうと思うと霧雨が降ってくるのでやめにします。今は特に放射能が融けこんでいるかもしれないので雨にあたるのは気になります。
海の景色もパッとしません。津波に洗われたアウトレットの店はまだ復帰していませんでした。波は静かで繰り返しくりかえし果てしなく押し寄せてはかえしていました。
インゲン豆です。真竹は今年からないので、両端に鉄の棒を立てて間はネットにしました。手なしインゲンより収穫量はあるようです。
大方は失敗しない豆で、蒔き時、肥料などに気をつけて、あとは手を立ててやればけっこうインゲン(いい加減)でも出来るものですね。
川べりで草の穂が風になびいていました。こういう草をみると、何となく田舎の寂しさを感じさせます。ガチャガチャしたピンクや青や黄色の華やかな街並みとは相反する風景です。
昔のひとは、こういう風景を眺めてはいろいろと思ったのだろうなあと考えて、しばらくウォーキングの足を止めて眺めていました。
マルタ・アルゲリッチというピアニストのCDです。リスト、ラベル、ラフマニノフ、バッハ、プロコフィエフなどのピアノ曲が入っています。良い曲ばかりなので、繰り返し何度も聞いています。
美人で若い頃はかなり人気のあって鳴らしたピアニストですが、今はもうおばさんです。 これは二枚ひと組のものですが、いろいろなピアニストの演奏の入った50セットのうちの一つです。長い時間をかけて聞いています。
吉野川には棲(す)むかよ鮎が
わしが胸にはこひがすむ 山家鳥虫歌
こひ = 鯉 = 恋
廃 句
暗き日や静かに午後が過ぎて行き
灰色の空にするどく百舌鳥が鳴き