昨日は、忙しくてブログの更新ができませんでした。一日中暑かったです。
夏祭りがあり、神輿(みこし)がでました。出発の準備をしているところです。が、ここでも老齢化は避けることができず、参加できたのは40歳代以上でした。中には80歳に近いひともいました。
これで、担ぐことが出来るのか聞いたところ、口を揃えて 「 で・き・な・い 」。
いったん、担ぎ出したら大変。1kmくらいは担いでいかなければなりませんからね。何せ交代する人がいません。人はいても何百キロもの重さのある神輿を80歳の人にゆずることができますか?
何とか、山車の方はちびっ子たちががんばっていましたが、炎暑の中、とても大変だったようです。
老齢化社会ということもあるし、重いものを持つことも近頃はトンとなくなりました。米俵などは担ぐ必要が無いです。稲刈りをしながら軽トラックに籾をどんどん積み込み、そのまま家に帰れば乾燥機に入れられます。
機械化が進み、農村の風景もどんどん変わっていきます。田植えは一大行事であったのですが、今は男手一人ででも出来ます。手伝いは殆ど要らないくらいになりました。
田植え行事が見られるのは、神社のお田植え祭くらいなものです。「あかねたすきに菅の笠」は歌の文句と神社の田植えに残っているくらいになってしまいました。もっとも歌さえ歌われない時代です。
何時までも、同じでいて良いということではありませんが、ちょっとさびしい気もします。ですが、やっぱり変わって行くことは世の常ですからね。変わらなければ極端な話、いまだに竪穴式の家に住んでいることになるわけです。
昔を懐かしみ、良いことは温めなおしてそれに工夫を凝らし、新しい文化を作り上げていくことが進歩です。やむを得ないですね。
暑さの中、大汗をかきながら、がっかりしながらも色々と考えてみました。