竹きり

2009年02月13日 | Weblog


 それで今日は曇ですが、寒くはないという組み合わせです。晴と曇が交互に来て、寒さの度合いはさまざまです。

              

 朝ご飯のあとで、犬と鶏に餌をやりますが、下に降りたついでに一仕事をしてしまおうと、竹を5~6本切りました。それをちょん切って燃やしてしまいます。燃やすと節と節の間の空洞の空気が膨張して竹が裂け、朝から花火をあげているようなドスンドスント破裂音がします。ちょうど近所にセブンイレブンが開店しましたので、お祝いに花火をあげてやっているような感じだったかな? お礼にはまだ来ていないですね。なに? 頼んだ覚えはない? そう言われりゃ、こちらも頼まれた覚えはない。
          

          

 これも途中切りです。邪魔にならないところはこの切り方にしておきます。ここは草刈りはやりませんが、腐ってから株をとるのに楽です。上の部分と一緒に抜き取れます。別名横着切りですね。

 枝の方は、豆が地面から豆の手まではい上がるのに使えるというので、別に分けておきました。

          

 それが済むと、新聞を読んでそしてウォーキング。ウォーキングと言えば昨日は東京で13,000歩以上歩いてきましたよ。平地でなくて、階段の上り下りもありますから、レベルは少し上です。もいもいさんのように山がそこにあるならもっと運動になるのですけどね。

          

 いつものように、寂しい沼のところを通ります。草が枯れて一方の傾いています。

  さびしさに耐えたる人のまたもあれな
              庵ならべむ冬の山里   西行

なんていう歌を思い浮かべてしまいます。「山里と里山の違いを述べよ。」 なんていう問題が出たらどう説明しよう。漢字検定は感じが悪いですね。漢字検定は「」です。

 ジャガ芋を買ってきました。例年通りの男爵とキタアカリです。今年はインカのめざめは休みで、目覚めず眠りです。理由は、そんなに食べきれないからです。

                     

 一日一茶
  
   むら時雨山から小僧がないて来ぬ

 廃 句

   むら時雨ぱっと晴れてくだしゃんせ
   むら時雨景気は併せることもなし
   むら時雨山から里へ駆け下りぬ
   むら時雨そばでも打って食べようか
   むら時雨八重洲の「ハゲ天」気になる名
   むら時雨いそいで駆け込む軒の下
   むら時雨猫の春ははた迷惑
   むら時雨猫よ静かに恋してくれ~~~
   むら時雨小泉さんはついに吠え


水墨画展

2009年02月12日 | Weblog

 今日はまた、うってかわったよい天気で暖かい日。なんたることか。ありがたいことに入れ代わり立ち代わり、退屈させないよう天もいろいろと気を使ってくれています。

 友達の奥さんが「日本・中国水墨画合同展」のに入選したというので、一緒に六本木にある国立新美術館に行って来ました。

                          images 
                            
 奥さんの絵は、とても素晴らしかったです。私が好むタイプの絵でした。水墨画も、この頃は水彩画などのような西洋の画風のものがあったり、小説の挿絵風のものがあったり、さまざまです。奥さんのは本来の水墨画のものでした。描いてあるような山に入り、座禅を組んだり横になったりして毎日暮らせたらと思うような絵でした。許可をもらっていないので、またお願いも出来ませんので、残念ですが絵を紹介することは出来ません。

                   

 それから、上野方面に向かい、湯島天神と旧岩崎邸庭園に行きました。以下、写真が多くなります。

 湯島天神
  
        
              

 湯島天神は、ご存じ学問の神様ですので、合格祈願の絵馬がかなりたくさん下がっていました。梅は咲いています。人が多く賑わっていました。

 旧岩崎邸庭園

  
        
              
  
       
             

 旧岩崎邸というのは、元の三菱財閥の岩崎家の屋敷だったところです。戦後進駐軍に接収されて使われていたので、ペンキを塗られたりしていたので、それを復元するのに時間がかかり、一般に公開されてからまだあまり年月が経っていません。

 久しぶりに東京に出ました。すぐに行けるのに、ずいぶん出かけないでいたものです。友達と、気楽に話をしたり、ゆっくりと散策しながら、あまり欲張らずにじっくりと見てきました。良かったです。
    
                                

寒いなぁ

2009年02月11日 | Weblog

 今日はまた、昨日とはうってかわって曇空です。そして寒い。春がこのまま進んで行くのかと思いきやさにあらず。一歩進んで二歩戻る。じーんせいはワンツーパンチ。パンチばっかりくらっているような気がしないでもない。で、自然は厳しいものです。

 それでも、冷たい空気を押し分けてウォーキングに出かけましたよ。ほぼ一時間歩きました。汗びっしょりになりました。寒さを克服して快感。毛糸の帽子は暖かかった。今日は、それからの歩数も加えて、ほぼ10,000歩になりました。

         

 途中で撮った写真です。青空のように写っていますが、曇天です。(漢字が前後ひっくりかえっていても丼天の方が良いのですけど)。歯医者さんで歯を抜いた人がいます。誰でしょう。林さんです。葉が無い。

 途中で、太い篠が生えているところがあります。それを忘れないで帰宅。軽トラで出直して、数十本ほど取ってきました。豆の手などに使いたいです。冬に取れば、固くなっていますから、その分だけは長持しますからね。抜き足差し足篠び足で取ってきたのではなくて、堂々と取ってきました。

           

 雨がまたしばらく降らないので、川の水が少なくなってきました。夏になると、時々この川に来て鮒などを捕ります。このごろは、水路はコンクリートの部分が多くて、雨が降るとドッと流れてしまうので、その後に水が少なくなります。土地の保水力が小さくなっているんですね。そして魚は池に放します。そういう遊びをしているのは私だけくらいなもので、子どもらはさっぱり川などで遊びません。私はいまだに子供の頃に川で遊んだのが忘れられずに、そんなことをしています。子供のころとあまり川らない。

 

 サギも慣れてきたのか、図太くなったのか、逃げないのも出てきました。白いのと青いのがいます。例によってオレオレの方のサギは、こんな片田舎の沼などにはいません。ここはのどかで平和です。このサギどもは詐欺はやらないみたいです。平気で人を騙す世界遺産の城。白詐欺城。

          

 あちこちでソラマメの花が咲いたという話を聞くというのに、私のところはさっぱり咲かないし育ちません。生長しないからと言って、お湯でも持っていってぶっかけてやろうかと言うような短気はいけませんね。そのうち何とかなるでしょう。昔、田んぼだか畑だか忘れましたが、行って引っ張って延ばしてやった人がいるとか言う「助長」という話がありましたっけ。

 


 一日一茶

  冬枯れて手持ちぶさたの山家(やまが)哉

 廃 句

  冬枯れて手持ちぶさたの沼の鷺
  冬枯れて寂しき沼に鷺の群れ
  冬枯れて思わぬところに山家哉
  冬枯れて静かさ包む山家哉
  冬枯れてジャズの聞こえる山家哉
  冬枯れて茉奈佳奈ドラマそんなとこ
  冬枯れてあした天気になあれ
  冬枯れて小鮒釣りしあの川
  冬枯れて山のお寺の鐘がなる
  冬枯れてお手てつないでみな帰ろ
  冬枯れてカラスも一緒に帰りましょ
              

春のきざし

2009年02月10日 | Weblog


 三寒四温というのは、いつ頃から言い始めるのか分かりませんが、今日の暖かさを考えると、もうそろそろ言っても良いのかなと思うような気がするのですが。

 決まりは無いのかもしれません。あるのかも知れません。こういうことは気象庁が管轄しているのでしょうか。辞書には書いてありません。中国北部とか朝鮮で古くから言われていたと書いてあります。それを日本にもあてはめたということなんでしょうね。ちょいと理屈っぽくなってしまったかな。

 

 今日、自分の畑に菜の花が一つ咲いているのを見つけました。この花だけ、つんと高く芯が延びて咲いています。畑の東京タワーだ。他の株には花は見あたりません。これは我が家では菜の花の魁です。草履が土になるのもかまわず畑に踏み込み撮ってきました。

 

 日だまりには水仙も咲いていました。よく見ていたはずなのですが、いつのまにか咲いていたんですね。こうなると、もう春はすぐそこです。いや、もう春と言ってもよいのかも知れません。木の芽などの蕾が張るから春と呼ぶという説もありますから。張るどころか、咲いてしまっていますからね。

 

 見た目は良くないのですが、私は山にある木を伐るときに、このように途中から伐ることがよくあります。途中切りとか言うのだそうです。

 山の下草を刈っていると、木の根っこに刈り払い機の刃が思い切りガチャッと勢いよくぶつかり、場合によっては株の中に食い込むことがあります。機械は大丈夫なのですが、すごい勢いでぶつかるので、きっと内部のギアにはかなりの負担がかかっているに違いありません。

 このように伐っておくと、目に見えるので、そこは静かに刈り進めることが出来、ぶつかるのを避けることが出来ます。

          

 もう一つメリットがあります。それは、土に触れている所が腐ってきたときに、上の棒になっているところを揺らすと簡単に撮れます。梃子の原理です。もし、この棒がないと、株が完全にボロボロになるまで残り、草刈りをするたびにあちこちで刃がぶつかることになります。

 欠点もあります。場合によっては強い木ですと、この切ったところから葉っぱがでてきてしまいます。つまり枯れないでしまうということです。その時には葉っぱをむしり取るほかありません。


            

 友達が遊びに来て、先日奥さんが食べに行ったというホテルにお昼を食べに行ってきました。晴れて光が強かったせいもあり、レストランから海の眺めがすばらしかったです。友達とじっくりお話をすることが出来ました。最高の気晴らしですね。

 帰りに大洗の町の中で、さんまの味醂干しとアサリの佃煮を買ってきました。おいしいですね。ご飯を何杯でも食べたいほどです。
 
                   

 一日一茶

  春立つや見古したけど筑波山

 廃 句

  春立つやそんなこと言わず筑波山
  春立つや飽きずに眺む筑波山
  春立つや青空の中筑波山
  春立つや少しずつ寄る海の音
  春立つや近江の人は如何におす
    行く春や近江の人と惜しみける  芭蕉       
  春立つや腹をたてずに衆議院
  

 


日本の漫画人気あり

2009年02月09日 | Weblog

 朝食が終わり、犬と鶏に餌をやり(猫は少しずつしょっちゅう食べている)、焚き火に火をつけ、ちょん切った大きな木に火がつくまで世話をして、やっと部屋に戻り血圧を測り、そして髭をそりながらテレビを見ていました。NHK・BSハイビジョンを見ていたら、マンガのことをやっていました。

 いろいろな国から来ている若者たちを集めたフォーラムをやっていましたが、日本の漫画が世界のいろいろな所に出て行き、若者たちを楽しませているのを知ってびっくりしました。

 私が見たのがごくごく一部ですが、フランスの若者の話では、なんでも「キャプテン翼」という漫画がフランスで人気があって、そのせいでどれほどの少年がサッカーチームに入ったことかと言っていました。

                          

 その漫画かどうかはわかりませんが、ジダンも漫画に影響を受けてサッカーを始めたのだそうです。示談じゃなかったジダンくらいは私も知っています。その話は一部で、そのほか楽しい話がいろいろとありそうでしたが、ズルズルとテレビに引きずり込まれるので、そのへんにして電源を切ってしまいました。

 おもしろいことがあるものですね。日本の漫画文化はとてもレベルが高くて世界で読まれているとは驚きでもあり、またうれしくも感じました。

                  

           

 キャベツも残り少なくなってきました。最盛期の頃のと違って、確かにキャベツではあるし、キャベツの味がするのですが、球の大きさが違います。ずっと小さいですから、食べきるのも早いです。普段のとはキャ別です。

 

 こういうのを見ると、春はもうすぐという感じがしないでもないです。でも、今日あたりは曇天で風は東で寒かったですね。私はあまり感じませんでしたが、目から来る、つまり視覚による寒さだったのでしょうか。

 この蜂はなんでしょうか。私はミツバチということにしてしまうのですが、実際は違うかも知れません。

 一日一村

  磯ちどり足をぬらして遊びけり

 廃 句

  磯千鳥陸(おか)千鳥はこのごろ少な目な
  磯千鳥景気の悪さもろに出て
  磯千鳥閑古鳥なく飲屋街
  磯千鳥客待つタクシー長行列  
  磯千鳥足など寒くないのやら
  磯千鳥白い浜辺の寒々と
  磯千鳥風の浜辺の失恋者 

空しい踏み台昇降

2009年02月08日 | Weblog

 一日一汗は、出来ないときがあります。出かけなければならない用事があったり、町内の用事で朝から集まって仕事をしていたりすると無理です。

 ですが、無理してやることでもないので、あまり気にしないことにしています。出来なければ、多少室内で踏み台昇降などをやるという手がありますからね。それさえ忘れてしまってやらないことがあります。気にしない気にしない。

        

 ホーム・センターでこんなものを買ってきました。よろけるので足の底に厚板を付けました。これで上も下もなく使えます。一回に100~200回くらい上り下りをします。とするとそれだけの怪談じゃなかった、階段を上り下りしたことになるわけです。テレビを見ながらも出来ますので、楽チン。

 水車のようなものの中を駈けているネズミがいますが、なんか私も同じようなことをしているような気がしないこともないですね。

        

 さすがに、毎日食べていますから、レタスは数が減ってきました。若い頃はろくに畑仕事などしなかったので、レタスは買った物しか食べませんでしたが、自分でもやろうと思えば苦労もせずに出来るので、それがまた愉快です。「タオル下げてるな。湯かい?」     それで思い出した会話。「どさ。」「ゆさ。」

 

 二日連続の梅の話題になりますが、咲きました 。縦横比がほかの写真と違うと思うでしょうが、これは一眼レフで撮ったものです。カメラによって違うんですね。

                     

 「ブルータス」というファッション雑誌がありますが、さっき本屋さんで表紙だけ見てきました。おどろいたことには、こんな雑誌まで農業のことを特集していますよ。「みんなで農業」とサブタイトルというのか、特集記事のタイトルなのか、書いてありました。

 これを見て思ったこと。「ブルータス。お前もか。」

 一日一茶

   朝霜に野鍛冶が散り火走る哉

 廃 句

   朝霜に負けるな一茶これにあり
   朝霜を炬燵から見る快さ
   朝霜の溶けるまで寝ていたい
   朝霜が主との添い寝を長くする    都都逸風に
   朝霜が溶けるまでの焚き火かな
   朝霜に空元気だけでゴミを出し
   朝霜をなんとも感じぬ犬ねたみ


木の葉三山

2009年02月07日 | Weblog


 悪質のインフルエンザが流行するというので、今年はいつもより注意しています。それで、なるべく人ごみの中に出ないようにしたりしています。また、風邪を引くのもつまらないので、まずは対策として一枚よけいに厚着をしています。

 メリットはあります。外へ行くのにおっくうでなくなりました。寒い風は吹いていても、さほどは寒く感じないので平気で出られます。その結果、運動量が増えます。片付けも進みます。幸い着疲れはしません。

 何を着ているかといいますと、使い古しのジャージの上着です。あたたかいフリースの下に着ます。どちらかと言うと滑りやすい素材なので、そのせいで疲れを起こさせないのかなと思います。それにジャージは外側に着るとニットのような織り方ですから、風を通して寒いのですが、中ですと空気を含んでいるのでかなり暖かいです。

          

 外の流しは蛇口は凍るし、ためて置いた水もコチコチに凍ります。これは炊飯器の内釜です。こんな器はもったいなくて捨てられません。ブリキのバケツのように錆びないし、プラスチックのバケツのように太陽によって風化しないので、乱雑に使っても大丈夫。私はこういう廃品のようなものを多く使っています。

 

 堆肥を作っているのですが、木の葉を積み重ねた山があちこちにあります。大和三山のようです。どれが耳成山で天の香具山かは決めていません。朝の霜の大和三山ですね。夏でないので衣は干してないですね。

   春過ぎて夏きにけらし白たえの
             衣干すなり天の香具山  持統天皇 

 これだけあれば、堆肥として二年後にはけっこう使えますよ。これの切り返しを時々やることになりますが、それがまた良い運動になるので、楽しみです。先日ちょっとやってみましたが、中まで雨がよくしみ込んでいるようで安心しました。

 

 梅は、まだこれくらいしかふくらんでいません。でも、白さが見えてきたのがあるので、そろそろ咲くでしょうか。これが咲くと、もう春と言えますかね。

           

 朝比奈隆指揮、大阪フィルのブラームスの交響曲です。ビロードのようなクロス地の特殊な箱に4曲全部が入っています。冬はブラームスの交響曲は合っていますね。じっくりと落ち着いて取り組める4曲です。

                    

 一日一茶

  かれ芒(すすき)かさりかさりと夜明けたり

 廃 句

  枯れすすきその向こうなる筑波山
  枯れすすき午後の日だまりなごむとこ
  枯れすすき町の喧騒なんのその
  枯れすすき今日は土曜で明日日曜
  枯れすすきこれでも山のにぎわいか
  枯れすすき青空に白く二三本
  枯れすすきもうすぐ山はあさぎいろ
  枯れすすき同じお前も枯れすすき
  枯れすすきあんたと一緒にしないでね
  枯れすすき私ゃあんたと違うのよ
  枯れすすき私ゃ畑のアブラナよ
  枯れすすきそろそろ花粉も飛ぶころか
  枯れすすき金がないない放浪児
    


関東の四万十川

2009年02月06日 | Weblog

霜はすぐに溶けて、今の時期にしては比較的あたたかくなるのですが、風があります。これからは風が吹く季節です。北西の風か東風が多いです。

北風吹きぬく~ 寒い朝も~  」 という歌がありましたが、北風は意外に吹かないです。北西、この場所では日光の方から来る風が多いです。したがって冷たい。多少荒れます。何せ二荒山の方からですからね。

 ところで、日光の地名の由来ですが、いろいろ説のある中で本当かどうかはわかりませんが、一つ知っているものがあります。日光の山はもとは補陀洛(ふだらく)と言われていたのが、二荒(ふだら・ふたあら)になり、それをニコウと読ませ日光になったとか。さて私には真偽のほどは分かりません。

 

 那珂川という川が水戸市内を流れていますが、栃木県の那須の地域から流れてきます。茨城県内では一番の上流にあたる付近に行って来ました。瓦じゃなくって、河原が広くて大粒の砂利がたくさんあります。

 この川は以前にも紹介したことがありますが、あまり汚染されていなくて関東の四万十川と言われています。この辺りから上流はカヌーをする人がいます。

 この河原に、季節が良くなると多くの人たちがバーベキューなどをしに来ます。近くに道の駅があり、スーパーで売っているようなものも多少ありますので、総菜などの補給もできるのが大きなメリットですね。道の駅であり、川の駅とも言えるような感じです。


 

 砂と違って、足を取られることがありませんので、砂利の河原に入れられます。これ私の車です。気に入っています。車の宣伝のような感じでしょう。那珂那珂よく撮れたんじゃないかなと思っています。そうでもないかな。ここは水戸の北西にあたる隣町です。

            

 帰る途中、近道をしようとして、とんだところに紛れ込んでしまったのですが、どっこいその藪の中にこんなものが立っていました。此処には昔、寺があったようで、徳川光圀が訪れて散る桜を見て歌を詠んだとか。

 歌は 
    踏むは惜し踏まねば行かん道もなし
             ふること思ふ春の山寺

那珂川を見下ろす台地にありました。勝手な解釈をしてみたのですが、「踏む」というのは散った桜の花で、「ふること」は「花が散って降る」というのと「古いこと」とか「経ること(時間が経つこと)」をかけているのかなと思いますがどうでしょうか。

 道に迷い、ひとつ発見をしました。道に迷うのもおもしろものです。

 

 一日一村(蕪村)

  日の光今朝や鰯のかしらより

 廃 句

  日の光今朝は鰯も食べ尽くし
  日の光筑波颪(おろし)の冷たさよ
  日の光洗濯日和空っ風
  日の光君の頭はまぶしいね
  日の光これくらいの景気欲し
  日の光田舎暮らしの特権さ
  日の光もっと輝き強くなれ
  日の光春はもうそこにあり     
  日の光大河を前に家二軒     
  日の光猫の背中に燦々と
  あらまぶし霜や氷の日の光    芭村


2009年02月05日 | Weblog


 この不景気のために、ブログどころではなくなってしまった人もいるのなかと思うと、もっとも昨今は何につけてもそこに関連付けて考えてしまうのですが、穏やかな気持にも大波がたつものです。パナソニックも大幅人員削減ということですから。初代社長は電気製品もつくるが人も作ると言っていたと、あるニュース番組で言っていました。でも、それは大丈夫な頃のことで、こうなってはそれどころではなくなってしまったのかも知れません。永遠なものは無いのです。それに、人は神様ではありませんから、今この大変な時に、そういうところを突っついたってしかたがない。


        

 これ、ピーナッツなのですが、かなり加工してあるのか、うまい。とてもおいしくて、止められないです。やめるのには勇気が要ります。私も悟りにはほど遠いところにいるなーと、つくづく思いますよ。ピーナッツがごときものに振り回されてしまうのですから。どうせ市井にある身、無理をしてまで悟ろうとも思いませんけど。でも、年相応ということもありますからね。ま、せいぜい海岸で穴でも掘ることにしましょう。砂取り。さとり。

                 


        

 今朝の風景です。霜で真っ白。でも、曇だったとは言え太陽が昇るとすぐに溶けてなくなってしまいました。

 今朝の霜は乾いているせいか、ザックザックという踏みしめる音も乾いたおとでした。少し遅くなると、靴に泥がついてくるようになり、下手に畑に踏み込むと「霜た(しまった)~~」ということになります。


        

 さすがに、アブラナの葉っぱもしおれていました。しおらしいところがあって、なかなか宜しい。これも、霜が溶けるとすぐに元気になります。元気んなものです。立ち直るのに呪文でも唱えるのでしょうか。「アブラナカダブラ」。こんど大変な状況に陥った時には、やってみようかな。もっとも、そう言うときには思いつかない。

                 

  蛇 足

 パナソニックというのは、たぶん造語かなと思います。パンというのは、ギリシャ語が元ですが、「すべて」という意味で、ソニックは「音 sound」の元になったフランス語の son(その元はラテン語 sonus) から来ているのだと想像しています。ソニーも、この son が元になって作った語だと思います。昔アメリカにパン・アメリカンという航空会社がありましたが、それは日本ならそっくり「全日空」が意味の上で当てはまるような気がします。


 

 
 一日一茶

  かくれ家や歯のない口で福は内

 廃 句

  かくれ家や歯のない口ではひふへほ
  かくれ家や歯のない口で餅を食い
  かくれ家や歯のない口で般若経
  かくれ家や歯のない口に爪楊枝

  かくれ家やそれにしては派手な家
  かくれ家に季節はずれの燕かな
  かくれ家やベンツにシアター大音響
  かくれ家やテント家よりブルジョアね
  かくれ家に大麻珍獣バカラ客 

  かくれ家にそっと身をおく世捨て人
  かくれ家ですらすらしたたむ方丈記

  


春は名のみの風の寒さよ

2009年02月04日 | Weblog

 いろいろと用事があって、ブログの更新だけで精一杯のときがあります。皆さんへのコメントのレスポンスもそこそこにしかできないことがあり、申し訳なく思っています。

 今日は、海の方からの冷たい東風が吹き、体に刺すというのか、しみ込むというような感じの日でした。これからは、春先はこういう冷たい風が多くなります。今日は立春ですから、さっそく天候の方も義理堅くそのようにしてくれたわけです。そんなに義理立てしなくても良いのに。

               

 私はパソコンの記憶媒体は、5インチ・フロッピー・ディスクから使い始めました。その後3.5インチにデータを移し替え、それからZIPに移し、MOをしばらく使っていました。しかし、これも段々には無くなるかもしれませんので、USBフラッシュメモリーにデータを移し替えをしていました。


  


 ですので、5インチ・フロッピーの頃のデータが移し替えられつつ、USBにまで引っ越しをしてきているものもかなりあります。それで、移し替えをしている途中で、MOを機械が詠み込まなくなってしまいました。モー。。 

 どーする。ドースル。Do-suru。  。電気屋さんに行ってクリーナーを探しましたが、売っていません。取り寄せだそうです。3,000円也。買って使っても直らなかったら・・・・・・・。ドライブは買うと1万5000円です。ただ移し替えるだけで、それだけの費用を出せますか?

 万事急須。お茶でも一杯。困っっってしまったのです。考えた末に「あっそうだ。」と思いついたのが元いた職場です。あそこには情報科があるくらいだから、MOの一つや二つある。良く探したら、軒下に捨ててあるかも。まさか。

 で、明るいうちに行くと、数歩歩くごとに米つきバッタのように、お辞儀をしながら挨拶しなくちゃならないので、日が暮れるのを待って、我が家から10分くらい離れたところにある職場に
 「あの~~~、MOを使わせて暗さいませんか。」
と、アイスクリームを買って出むいていくと、
 「あー、いーすよ。いくらでも。今はぜーーーーんぜん使っていませんから。」
ということで、結局は借りてきてしまいました。なんでも5~6台あるとか。
 「期限無しでお貸ししま~~~す。」
良かった~~~。これで盤事解決。   でした。彼とは同じセクションで仲良く仕事してたものねー。

 

 客が二人ほど来ていて、芝生でお茶を飲みながら込み入った話をしていたのですが、この猫は客が好きなものですから、脇に来てこてーーーんと寝てしまいました。芝は最後に刈り取りません。霜柱が立ち、溶けて泥の庭になってしまうので、最後は生やしたままにしてあります。刈り取ってしまったら、こんなことは出来ませんね。どうですか、この幸せそうな顔。

               

 キヌサヤはこんな感じです。何とか傷みもせずに、少しずつ歩調は遅いですが、育っているようです。育ち過ぎに注意です。

 もみ殻はもらってくれと、わざわざ持ってきてくれたのがかなりあるので、惜しげなくあちこちに使えます。何せ好きなだけ持ってきて良いよと言いましたので、差し枠付きの軽トラでおそらくは10台分くらいもらいましたから。


  

 一日一茶

  春立つや菰(こも)もかぶらず五十年

 廃 句

  春立つや菰もかぶらずそこそこに
  春立つやそれにしては寒すぎる
  春立つや福豆食べ食べコタツムリ
  春立つや腹もたてずに過ごしたし
  春立ったとたんにイナサ吹き始め  
   イナサとは、私の地方で早い春の頃に海の方から吹いてくる
   とても冷たい風のことです。 
  春立つや私の財布は関係なし
  春立つや昨日とさして変わりなし
  春立つや猫は芝生で円くなり
          
 

散歩道

2009年02月03日 | Weblog


 節分の今日、春になったみたいです。春には一日早い。季節もせっかちになったのか。外にでると、モワっとあたたかい空気に包まれます。

 一日一汗が理想です。出来ればの話ですが。それで、裏山から木の葉を運ぼうとして、いつものように防寒着で出たのですが、一汗どころか五汗くらいかいてしまいました。なんだこりゃという感じです。流感にはかかっていませんが、 流汗(りゅうかん)です 

   

 小松菜がこんなに大きくなってしまっています。アブラナような感じがします。寒いのに元気なこと。 ここは畑なのに裏山に椎の木が一本。  ウラヤマシイ 

               

 ウォーキングと散歩とは、どう違うのかわかりませんが、散歩という言葉はこの頃は流行りませんね。足りないと言う人がいます。 三歩ではねぇ
 カタカナ語の方が格好よく聞こえるのか、それとも本格的な何かに聞こえるのか、散歩だと遊びのように感じられるのか。

 歩いているところにこんな立て札があります。ゴミは全然ありませんでした。捨てられたらすぐに拾うと効果がありますね。ためておくと、後からあとからすてられ、しまいにはドサッと大量に、しかも大きなものまで置いていかれますからね。

 子供が捨ててあったりして。臭いです。  九歳 。 我が家の裏山にもよく捨てられます。すぐに拾います。お金を捨てていく人がいるといいのですけど。もっとも、拾っても気持悪いですね。あとがおっ金い(怖い) 

 サギがいたり、お札(ふだ)が立っていたりこんなものがあったりと、いろいろとあります。田舎ですから、ブティックとか、カフェなんてのは全然ありませんね。あったら、きっとマスターは狐だと思います。車がほとんど来ないところを選んで歩いています。藪なんかがよくありますね。棒がでていることもあります。  藪から棒 。 


 

 この映画はとても面白かったです。モーツアルトの音楽を大雑把に網羅しているような曲の配置がありました。彼の性格がよく紹介されているような感じがしました。その通りだったかどうかは分かりませんが。

 今までのイメージに支配されるのを避けて、映画界では無名の舞台俳優を使ったとか。細かい気配りがあったようです。宮廷で活躍した大作曲家が亡くなっても、ポイと墓穴に捨てられてしまうのですね。そして、いまだに彼のお墓はどこなのか分からないそうです。 尼寺で餅つきだとか。 尼で臼 

 

 一日一茶

  くわんくわんと炭のおこりし夜明け哉

 廃 句

  くわん食わんと金の仏像言い通し     一休さん
  カンカンと踏み切り鳴りし夜明け哉
  カンカンと照りの激しい夏恋し
  缶カンが貴重だった頃懐かしい
  缶けりをしたあの子らいまどこに
  寒は明日明けるはずで今日節分
  燗をしていざと言うとき客がくる
  燗冷まし飲むほどに客憎し
  


天気は良いのですが

2009年02月02日 | Weblog


 天気が良いのですが、風が刺すようにつめたいです。特に午後も遅くなってくると、光は弱くなるし、冷たさは一段と増して嫌な夕暮れ時となります。「冬だからしかたねぇな。」と思うほかありません。

 隣へ行って、壊れたハウスの片づけを手伝おうかと言うと、たいして力仕事でもないかだ大丈夫ですよということなので、お手伝いは控えることにしました。ほどんど昨日のうちに片付けてしまったようです。

 古本屋に行ってきましたが、特に何も欲しい本はありませんでした。何が欲しいと目標を決めずに行き、おゝゝゝゝ と思うような本に出くわす喜びを味わいたくて行くのですけどね。たま~~~に、そういうことがあります。いつもあると抜け道がないということに・・・。  抜け道 = 間道  感動

 
        

 奥さんは、友達が迎えに来てお昼を食べに出かけました。海辺のホテルで食べるのだそうです。いいなぁ。

  
               

 燃やしています。これを運んでくるのがまた一仕事なんですよ。重いですからね。オイル缶と比べてみてください。でも、ちょっとした重量挙げのような感じがして、いい運動になります。 日陰になっていたものには白いきのこが出ています。

 

 フリーソフトの glary utilities は、作業をしている感じがしますね。いろいろ仕事をしてくれる中でも、レジストリークリーナーと一時ファイルクリーナーの活躍がすばらしい。異常があったら修復してくれます。時々使っています。

       

 かち割った餅を揚げてもらいました。これがまた~~ うまいんです。大げさな言い方に聞こえますが、こういうのが食べられるので、日本に生まれてよかったと思います。   すぐになくなりました。


 


  一日一茶

   けしからぬ月夜となりしみぞれ哉    

  廃 句

   けしからぬことのみ多きこの世かな
   けしからぬ私の饅頭誰食べた
   けしからぬことはさておき茶でもどう?
   けしからぬそう思うとき甘い饅頭お茶が良い  かなり字余り
   けしからぬカラスよ畑で何してる
   けしからぬカラスがアホーと鳴いて去る
   けしからぬ言われた私はあほなんだろな
   けしからぬカラスはウソは言いません
   けしからぬどうしてカラスに羽根がある
   けしからぬ金が私に回り来ぬ      金は天下の回り物はウソ
   けしからぬ年賀状さえ当たらない
   けしからぬどうして夕方こう寒い
   けしからぬ土俵でタイマー使うやつ   タイマー:大麻
   


りんご農家を救え

2009年02月01日 | Weblog

 今日は良い日になりました。荒れた次の日は良い日。「待てば海路の日和かな」と、どこへ行くとも、何をするとも特に予定はなかったのですが、それでも良い日は心躍ることです。でも、夕方近くになると風は冷たくなりましたね。雪国から来る風です。

 昨晩は、よい番組をみました。NHKの「ご近所の底力」で、青森の雹害にあったりんご農家を救えという内容の番組でした。ある主婦から何か知恵を貸してくれという要望があり、ロック歌手が立ち上がる。そして・・・。

          

 高校一年生の頃に買った本ですから、ほぼ半世紀前ですね。ポップスの楽譜の本です。「ダイアナ」とか「小さな花」とか「監獄ロック」などの曲が入っていると思います。良く見直していません。最近本棚で発見しました。

 英語の歌詞を友達と一緒に訳そうとして、やっぱりだめだったり。若かったです。もうこれは捨てられませんね。こういう本では、今で言うポップスのことを、みんなジャズと言っていたようです。

         

 キャベツとレタスです。まだ少しあります。いまどき貴重です。奥さんの努力の結果です。

 

 ウォーキング・コースに、こんなのが立っていました。だいたいさびしいところにあります。昔の単位の村境などにあります。よそから、邪気のようなものが村内に入らないように防いでいるんでしょうね。まだ、こういう風習が続いているんですね。素朴な気持は大切にしていきたいものです。


 

 我が家では梅はまだこれくらいです。遅いですね。ふきのとうなどはまだまだですからね。

 一日一村

  楠(くす)の根を静かにぬらす時雨哉(しぐれかな)

 廃 句

  退屈も何も飲み込む時雨哉
  山はみな薄墨色の時雨哉
  落ち葉舞い枯れ木が騒ぎ時雨哉
  からす鳴き帰りを急ぐ時雨哉
  蓑笠の斜めに進む時雨哉
  永田町このごろいつも時雨哉