歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

王子の1億円は軽かった

2007年03月22日 | 東京の風景
昨日の続きです。

「松屋」で「米国産」の「牛めし」を食べて、駅前に向かいました。
食後の為、ゆっくり「ブラブラ」と歩き、辺りを「キョロキョロ」と見回していると、「国立印刷局王子展示室」と書かれた「建物」を発見。

この裏手には「大蔵省印刷局」があるのは知っていましたが、こんな「広報活動」しているのは知りませんでした。

「無料」とあり、早速扉を押し開け「室内」に入りました。学校の教室二つ分程度の広さです。見学者はまったく居ません。

入って正面奥のカウンターの中に、職員が一人机に座り、下を向いて書類のようなものに目を通していました。明らかに「お暇モード」が「漂って」います。

印刷機の模型、お札の原画、切手の原版等、まぁ「よくある」普通の展示品です。
その中で、これが「やっぱり」気になりました。


『もてますか? 一億円』と云われれば、『持ってやろうじゃないか!』と「挑戦」してみました。

「10㎏」とありましたが、それほどの「重量」は感じませんでした。これが「石ころ」であれば「重かった」と思います。

「一億円」の「現ナマ」だと思うと「欲望」が「重量」を「変化」させるのです。実際は、裁断した「紙切れ」の束なのでしょうけど、外装がそれなりの「衣装」を纏っているので、かなり「その気」になります。

それで、先ほどの「お暇モードの職員」何ですが、「60代」と思われ男性で、多分「印刷局」を「定年退職」して、ここで「案内係り」として「再就職」したのでしょう。

見た目「中年紳士」の雰囲気の方です。退屈そう何で「質問」してみました。

私 『すいません。一万円札の「原価」は一枚いくら位ですかね?』

職 『それは発表しておりません』

私 『そうですよネ・・・・・。以前何かで聞いたのですが、三十数円とか・・・・・・』

職 『一つだけ方法があります。毎年発表される「予算書」から推測は可能です』

私 『はぁ~、そうなんですか、ふーん。それと、よく云われますが「1円硬貨」の原価は「1円」以上する何て「ウワサ」がありますが、どう何でしょうね? 今は金属の価格が上昇しているから、「1円」として使うよりも、「溶かして」材料として売った方が・・・・・・』

職 『貨幣をそのようにしたら「犯罪」になりますよ! それに、ここは「印刷局」で「造幣局」ではありませんから、「硬貨」に関する「質問」には・・・・・・』

私 『はい。そうですよね・・・・・・ここは「紙幣」ですよね、「大蔵省印刷局」ですよね。ここは・・・』

職 『現在は、「独立行政法人国立印刷局」が正式名称ですね、ここは王子工場になります』

私 『そうですよね。ハイ・・・、ありがとう御座いました』


昼飯後の「休憩」のつもりで「覗いた」のですが、あまり「休憩」にはなりませんでした。

「明治通りシリーズ」は続きます。。。。。。。 


コメント
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