歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

「亀有」は遠く「巡礼修行」の道だった!

2007年03月29日 | 東京の風景
昨日の続きです。

「吉祥院」の東屋に腰掛け、今日の「最終目的地」と「歩くコース」を考えました。時計を見ると2時です。いつもより「足」の状態が良くありません。

いつもは「10時頃」に歩きはじめ、3時頃に目的地に着くのを標準としています。距離としては「12㎞」から「15㎞」です。この程度が「体力的」に丁度いいのです。

残り時間は1時間です。土手下の道を「綾瀬駅」まで歩くとほぼ1時間。しかし、「足」の状態から1時間は「きつい」と判断し、30分ほど歩くと環七通りに出られそうなので、そこからはバスに乗り「亀有駅」に向かうことにしました。

東京を歩いて、バスに乗ったことは「これまで一度」もありません。この日は「少し」歩き過ぎていました、『まぁ。しょうがないか!』と思ったのです。

しかし、『しかしなのです!』 この決定が「大きな悲劇!」を生んだのです。


それで、兎に角です、「環七」の「西新井大師」を目指し、住宅街の路地を歩き始めました。

「駐車場の猫」です。私は猫に合うと「必ず」「ニャーオゥ」と「声」をかけます。


「知らんぷりする猫」、「振り向きじっとこちらを見る猫」、「振り向いて返事をしてくれる猫」いろいろいます。この時の猫は「返事」をしてくれました。

この時は「未だ」、足の状態に余裕が残っていました。広いバス通りに出ました。



「八百忠」さんです。かなり「大きな」八百屋さんで、「雰囲気」がありました。正面からも撮りたかったのですが、店員らしき三人が店先に居て、私の方に視線を向けてきたので、カメラを構えることが出来ませんでした。



環七の近くに来ました。「コンビニ」で「野菜ジュース」を買い、店先で一息つきました。予定どうり「30分」ほどで到着できそうす。



目の前に「赤錆び」た「トタン張り」の家がありました。ジュースを飲みつつ「家」を眺め、

『さてと。すぐに環七だ、今日はよく歩きました。久しぶりにバスに乗るとするか・・・・・・』何て考えていたのです。「足」そろそろ「ヤバソウ」になっていました。

直ぐに、「環七」に出ました。「東武バス」の発着場と、その後ろには「高架」になっている「大師駅」が見えます。

環七を渡り、交差点近くの「バス停」の「時刻表」を見ると、「亀有行き」の欄は「空白」になっているのです。午前中に数本あるだけです。

『アリャ! 何で? どうして? これって変!』

「予想外」です、「想定外」です。「裏切られた」、「騙された」と一瞬思ったのです。でも、それは「私」が「勝手に」、「亀有行き」の「バス」が「頻繁」に走っていると「思い込んで」いただけ何ですけどね。

「足」は「もうダメかも知れない状態」に「近づいて」いました。

その「状態」とは、「足の裏」の「マメ」です。歩き過ぎると「発生」するのです。「マメ」というよりも「水泡」です。直径3㎝ほどになります。

バスの時刻表を眺め「ひらめき」ました。

『そうだ! 次の西新井駅を起点として、亀有行きが「頻繁」に出ているのだ!きっと!』

そう思い、歩き始めたのです。「マメ」は「徐々」に「成長」してきました。

西新井駅手前の「跨線橋」の「階段」を登るとき、歩くたびに「足の裏」で「ブチュ・ブチュ」とした「音」が身体を伝わってきます。

跨線橋を渡り、駅前を過ぎた交差点の先で、停留所の「時刻表」を覗くと、またも「空白」なのです。

『エッー! ホントかよー』

それでも、また「ひらめき」ました。

『そうか!日光街道沿いの足立区役所を起点として、亀有行きが出てる筈』

そう思い、歩き始めました。この頃になると、「信号」で止まり、歩き始めの第一歩が辛くなりました。「ブチュー」と「マメ内部」の「液体」が「移動」するのです。

予定より長くなりました。一旦、ここで今日は終わりとします。明日、最終回の「第2回目?」とします。

それでは、明日もよろしく。 

コメント
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