昨日の続きです。
守衛所の前を通り、受付の「爽やかなお嬢さん」に軽く会釈をし、涼しかったキッコーマンを後にしました。
門を出て右手方向に歩き始めました。多分、この方角に野田駅がありそうだと思ったのです。
それにしても、暗い通りです。両側はキッコーマンの工場です。東京拘置所の塀を思い出しました。
多分、この辺は、普通の人が、普通に歩く、そんな場所ではないようです。工場の関係者や荷物を積んだトラックが通過する為だけの、産業用の道なのでしょう。
醤油の原料、大豆が入った「カントリーエレベーター?」のようです。
昔の「工場」のイメージを絵に描いたような、そんな風景です。
錆び、苔、カビ、モルタルの退色、全てが混ざり合って「完成」した「色合い」ですね。
5分も歩かないうちに駅が見えてきました。駅前には商店街もありません。人の賑わいもありません。
野田市の玄関口の野田駅は、愛宕駅よりも寂しい駅でした。ホントに予想外です。お煎餅屋さんがありません。野田煎餅は何処で売っているのですか?
駅から少し離れて、「ごはんやさん」が一軒ありました。昼が近いのでメニューのチェックです。
「ランチサービス?」が「冷麺セット・・・タレご飯、小鉢、お新香付き 950円」。これは高いです! タレご飯より白いご飯がいいです。
「半チャンラーメン」、懐かしい響きです。
「半ちゃん」と表記してありますが、「半分チャーハン」の短縮形ですから、「半チャン」が正しいのです。
「半ちゃん」では、「半ちゃん」が作ったラーメンになってしまいます
何でもやっているお店です。いまいち魅力なし。眺めるだけで駅に向かいました。
ホントに何もありません。駅の周囲はキッコーマンの工場だけです。
後で考えたら、そもそもが、キッコーマンが醤油の輸送用に造ったのが、東武野田線の始まりです。
工場の敷地の中を通る貨物線なのです。まさに、工場構内の空き地の一画に建つ、貨物駅の佇まいは、発祥の理由からして当然なのでした。
キッコーマンの社員は車通勤がほとんどでしょうし、醤油造りには「人の手」はかからないのですし、付近に住宅街はありませんし、乗降客も少ない様子です。
結果として、駅前には何もない「貨物?業務用?駅」の風景が今でも続いているのでしょう。駅前には、路地があり赤提灯が並んでいなければいけません。
そんな風景を眺めていたら、茶髪に超ミニ、右手にタバコを挟み、連れの男に荷物をもたせて、ピンヒールで颯爽と歩く「かなり水ぽい」女性が、前を横切っていきました。
野田駅、思い描いていた風景とはまったくことなり、寂しく、殺風景な駅でした。
水ぽい女性の登場で、人間的?動物的?な匂いが漂い、辺りの風景が少しだけ変化しました。
おじさんは、「ほっとして」明るい気持ちで駅を後にする事ができました。
それではまた明日。
守衛所の前を通り、受付の「爽やかなお嬢さん」に軽く会釈をし、涼しかったキッコーマンを後にしました。
門を出て右手方向に歩き始めました。多分、この方角に野田駅がありそうだと思ったのです。
それにしても、暗い通りです。両側はキッコーマンの工場です。東京拘置所の塀を思い出しました。
多分、この辺は、普通の人が、普通に歩く、そんな場所ではないようです。工場の関係者や荷物を積んだトラックが通過する為だけの、産業用の道なのでしょう。
醤油の原料、大豆が入った「カントリーエレベーター?」のようです。
昔の「工場」のイメージを絵に描いたような、そんな風景です。
錆び、苔、カビ、モルタルの退色、全てが混ざり合って「完成」した「色合い」ですね。
5分も歩かないうちに駅が見えてきました。駅前には商店街もありません。人の賑わいもありません。
野田市の玄関口の野田駅は、愛宕駅よりも寂しい駅でした。ホントに予想外です。お煎餅屋さんがありません。野田煎餅は何処で売っているのですか?
駅から少し離れて、「ごはんやさん」が一軒ありました。昼が近いのでメニューのチェックです。
「ランチサービス?」が「冷麺セット・・・タレご飯、小鉢、お新香付き 950円」。これは高いです! タレご飯より白いご飯がいいです。
「半チャンラーメン」、懐かしい響きです。
「半ちゃん」と表記してありますが、「半分チャーハン」の短縮形ですから、「半チャン」が正しいのです。
「半ちゃん」では、「半ちゃん」が作ったラーメンになってしまいます
何でもやっているお店です。いまいち魅力なし。眺めるだけで駅に向かいました。
ホントに何もありません。駅の周囲はキッコーマンの工場だけです。
後で考えたら、そもそもが、キッコーマンが醤油の輸送用に造ったのが、東武野田線の始まりです。
工場の敷地の中を通る貨物線なのです。まさに、工場構内の空き地の一画に建つ、貨物駅の佇まいは、発祥の理由からして当然なのでした。
キッコーマンの社員は車通勤がほとんどでしょうし、醤油造りには「人の手」はかからないのですし、付近に住宅街はありませんし、乗降客も少ない様子です。
結果として、駅前には何もない「貨物?業務用?駅」の風景が今でも続いているのでしょう。駅前には、路地があり赤提灯が並んでいなければいけません。
そんな風景を眺めていたら、茶髪に超ミニ、右手にタバコを挟み、連れの男に荷物をもたせて、ピンヒールで颯爽と歩く「かなり水ぽい」女性が、前を横切っていきました。
野田駅、思い描いていた風景とはまったくことなり、寂しく、殺風景な駅でした。
水ぽい女性の登場で、人間的?動物的?な匂いが漂い、辺りの風景が少しだけ変化しました。
おじさんは、「ほっとして」明るい気持ちで駅を後にする事ができました。
それではまた明日。