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暴君討伐論―近代民主社会における市民の権利としての抵抗権を思う

安保法案が国会を通過し、成立した。集団的自衛権行使は国を売る要因でしかない。結果として米国にも中国にも日本は利用されていることが、どうして理解できないのだろうか。そして今回のアベ政治手法で日本の立憲主義、民主主義は大きく損なわれた。日本における法治への姿勢や、国の形が大きく変更されたように見える。 しかしそうした政権に反対する運動には社会的理解が乏しいように見える。日本では近代市民社会とそれに伴う民主主義の本質に対する理解が浅いので市民的権利の一部である抵抗権の意味は認知不十分なのだ。これには、深い失望を覚える。 こうした日本の寂しい状況の中で、工学系出身の私もホッブス、ロック、ルソー、アダム・スミス、カント、JSミル・・・・を改めてお勉強し直して行ってみたいと思う。そうすることで、市民の権力に対する“抵抗権”や環境論の“予防原則”について何が正しいのか、これから考えてみたいと思っている。今更、どこまでやれるのか自信は全くないが・・・。 . . . 本文を読む
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