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衆院選に思う―リベラリストにしてナショナリストの眼―

今回の衆院選は国難選挙だという。実は、安倍氏難儀選挙というのが正しいのではないか。当初のザックリした予想では、自民が60減るという。それでも安倍氏が解散したのは、何としてもモリカケ隠しをしたかったという野卑な安倍氏の心情が透けて見えるのだ。そこへアンチ・テーゼとして登場したはずの新党にはその言葉とパフォーマンスの間には矛盾があり、到底任せられるものとは思えない。不自由と独裁の 称して“絶望の党”? 目下、日本にとって喫緊の政治課題は次の3つの不在だ。一つ目が“戦後日本の国家体制(憲法と安全保障)”であり、次が“混乱する国際関係の見取り図”、それに“巨大な財政赤字と少子高齢化へ向かう日本社会の将来像”ではないか。この中で最も重要なのは、一つ目の対米追従の国家体制であることの問題だ。これを改めない限り、日本の国の形は異形のままであり、世界から独立国家とは認めてもらえない。核心的問題は日米地位協定で、このヤミ協定が日本を束縛しているのだ。この改訂或いは破棄なくして日本は戦後の植民地体制から脱却できないし、何らの改革も意味を持たない。 だが、この問題を指摘する本物の政治家はいない。当面の選挙では、よりましなブレない政治家を選ぶより、選択肢はない。矛盾する発言の政治屋はウソツキであり論外なのだ。 . . . 本文を読む
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