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日本を今一度「カイゼン」致したく候

“日本オリンピック委員会トップの竹田会長が東京五輪・パラリンピックの招致に絡み、フランス当局の調べを受けている”問題はISO26000でも言われている“デューディリジェンス欠如”ということよるようだ。竹田会長は“五輪招致で起用したコンサルタント会社が悪質な会社とは知らなかった。”と主張するが、それではでは済まされない。トップの注意義務違反が問われるのが世界標準だが、そのこと自体“お勉強”せずに活動した結果だ。超セレブ・竹田会長の辞任の可能性は濃厚だ。 世界の常識を“お勉強”しなくなったのは日本が先進国だとの誤解によるためではないか。しかし、最早日本は先進国ではない。ここ数年で中国に遥かに追い越されてしまっている。否、日本は明らかに出遅れており、相対的に後退している。日本企業は“カイゼン”が得意なように思い込んでいるが、その思い込みに実態はない。“カイゼン”が出来なければ“改革”は当然望めず、世界に置いて行かれるのが現実。魚は頭から腐る。日本はその頭も手足も最早どうしようもない状態にある。 この“日本を今一度「カイゼン」致したく候”とは思えど、このためには人の意識、教育の改革が必要なのだろう。しかし、日進月歩の技術革新のさ中では間に合わない。近い将来、日本は一旦地獄の底に落ちざるを得ないかもしれない。 . . . 本文を読む
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