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“思考停止”という“滅亡に至る病”への小さな危機感

先週の最大のニュースは新元号の公表だった。伝えられた報道を総合すると、結局のところこれを決めたのは内閣総理大臣、その人ということのようだ。お勉強嫌いの反知性派の安倍氏とのこと。その無教養の果てが今回の元号制定へと繋がっている。 “令という漢字を見た時、最初にいい意味は連想しない。漢和辞典でも『命令』という意味が来る。(付和雷同して)「おとなしくしろ」って指示されているかのようだ。”国書・万葉集を典拠として“中国と関係ないというが、梅は中国の花”ではないか。しかも万葉集の表現の元も漢籍・詩文と思われる。しかもその詩文は元号にふさわしい内容ではない。こいったことから“最終的に「令はふさわしくない」。”との声がある。確かに、この意見に合理的に反対できる要素は全くない。 とにかくキラキラ・ネームのような元号であっても語感だけで安易に歓迎する風潮は、反知性の思考停止と忖度とで成り立つ社会的心理が背景にあると思われることに、この社会の危うさを感じるがいかがだろうか。 . . . 本文を読む
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