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7月に鑑賞した映画の紹介―佳境の“名探偵ポアロ”

今回は本来はお盆休みとしたいところだが、前月の映画鑑賞の結果を報告したいので、兎に角そうすることとした。 先月は総数41本。内訳はBSシネマ9本、それに既に持っていたCDを改めて見たのが1本“第三の男”。レンタル・ビデオが31本。レンタル・ビデオの内30本が“名探偵ポアロ・シリーズ”、1本が“D坂の殺人事件”だった。結果、過半が全体で見ても“名探偵ポアロ”で、正に佳境に入ったと言える。 “第三の男”は恥ずかしながらこれまで見たことがなかったが、以前に買ってあったCDを引っ張り出して見た。カメラワークが70年前にしては現代的で何となく、アリダ・ヴァリやオーソン・ウェルズが良い。ウィーンの4つの国米英仏ソによる分割統治下での警察の複雑さが背景にある。ラストのアンナの毅然とした態度に、ホリーが語りかけられないほどだったのは原作と異なっている由で負けない女が良い。ハリーがホリーを悪人と知らなかったのが間違いか? “D坂の殺人事件”は江戸川乱歩の原作。昔、ATGで実相寺昭雄監督の映画をよく見たので思わず手に取った。結果何だか、日本の探偵モノ!ポアロもそうだが、江戸川乱歩は心理試験が好きだなぁ。原作時の流行だったのか? . . . 本文を読む
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