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嵯峨嵐山文華館での企画展“ふぁん・ファン・FUN~扇子いいね”の鑑賞

今回は嵯峨嵐山文華館での企画展“ふぁん・ファン・FUN~扇子いいね”の鑑賞に赴いたので報告したい。この度も、午後からの京都でのセミナーのため、午前を過ごすのに最適と思って出かけた次第だ。桂離宮鑑賞も考えたのだが、予約が必要で、何だか縛られる感があるのが、今回は嫌でお気楽に出かけたかったのだ。 盛夏に曇りがちな天候で、直射日光が避けられて好調。久しぶりの嵐山だが、調べてみると昨年の6月以来のようだ。渡月橋を渡り切ったところで、大抵は人混みができているものだったが休店している店もあるようで、交差点は比較的閑散。まぁ嵐山とは言え、暑すぎる夏には人出も途切れたかのようだ。それで健全と言えるのだろう。 企画展の京扇子関連の原画やデザイン展示となる。冒頭の土田麦僊の“扇面流し”はこの企画展に似つかわしい作品。明治期以降近代の作家が多いせいか江戸の歌川広重“美人と猫図”は会場のムードからはチョット浮き上がった印象を持つ。結果として上村松園の紹介が多くなったが、見栄えがし、好みの作風が彼女の作品だったから仕方あるまい。 . . . 本文を読む
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