The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
JRCA公開講演会 06.07 in 大阪中之島
また、また 今年2006年の夏のJRCA公開講演会です。
大阪での講演会は 今回は 中之島公会堂(下の写真;携帯で撮ったので合成している)でした。
*JRCA:(財)日本規格協会・品質システム審査員評価登録センター
講演内容は 次の2件でした。
(1)JRCA審査員の菊池俊明氏;“審査員としての10年間―審査登録制度の一翼を担う審査員として何をするか―”
(2)JRCA副所長の高田道広氏;“JRCA新スキーム審査員評価登録の手順について”
最初の菊池俊明氏の講演は 当然のことではありますが、非常に真面目に その審査員としての役割を どういう心構えで果たして行くのかという 非常に 倫理感の 高い 内容でした。最近の 世相に反した 真面目で真摯な姿勢を 持った人が居るのだということを 久しぶりに 再確認したような気がしました。
2番目のJRCA事務局の講演は 審査員登録のルール変更(新スキーム)の説明でした。審査員の質の低下を 防止するため、或いは 一部不良審査員の 根絶を図るための 審査員の登録に関する制度的見直しの実施についての 極めて実務的なものでした。
このような 説明を 聞いていて 後ろの席から “だんだん やりにくい 世の中になるなぁ”というボヤキ声が 漏れ伝わってきました。
まぁ 客観的には ルールは厳しくなって行く ばかりでは なく、緩められた部分も あるには あるのですが 何となく 審査員資格と登録のルールばかり複雑に なって行くような印象です。
私は今年に入ってからの耐震偽装事件に絡んで ヒューザーや熊本の木村建設が ISO9001認証取得会社であったことから、ISO認証取得が、むしろ反社会的 あるいは不法行為を隠蔽する道具と化している傾向が 顕著なことを懸念していました。
そこで 私は 配布された アンケート用紙には、 “ISO認証の社会的信用の低下を 審査員の質向上ばかりに 期待しているように思われるが、認証制度そのものと、その運用に何か問題があるのではないか、という観点からの対策が 見られないのが 残念だ。” と言う意味のことを書いておきました。
何だか 問題を 根底から考え直し、場合によっては自己否定に至るような再発防止策(是正処置)を 構想できない お役人達の スキームに引っ掻き回されっぱなしだけではいけないのではないか、という印象です。
ISO審査員資格ホルダーの方々 どのような感想を お持ちでしょうか。
大阪での講演会は 今回は 中之島公会堂(下の写真;携帯で撮ったので合成している)でした。
*JRCA:(財)日本規格協会・品質システム審査員評価登録センター
講演内容は 次の2件でした。
(1)JRCA審査員の菊池俊明氏;“審査員としての10年間―審査登録制度の一翼を担う審査員として何をするか―”
(2)JRCA副所長の高田道広氏;“JRCA新スキーム審査員評価登録の手順について”
最初の菊池俊明氏の講演は 当然のことではありますが、非常に真面目に その審査員としての役割を どういう心構えで果たして行くのかという 非常に 倫理感の 高い 内容でした。最近の 世相に反した 真面目で真摯な姿勢を 持った人が居るのだということを 久しぶりに 再確認したような気がしました。
2番目のJRCA事務局の講演は 審査員登録のルール変更(新スキーム)の説明でした。審査員の質の低下を 防止するため、或いは 一部不良審査員の 根絶を図るための 審査員の登録に関する制度的見直しの実施についての 極めて実務的なものでした。
このような 説明を 聞いていて 後ろの席から “だんだん やりにくい 世の中になるなぁ”というボヤキ声が 漏れ伝わってきました。
まぁ 客観的には ルールは厳しくなって行く ばかりでは なく、緩められた部分も あるには あるのですが 何となく 審査員資格と登録のルールばかり複雑に なって行くような印象です。
私は今年に入ってからの耐震偽装事件に絡んで ヒューザーや熊本の木村建設が ISO9001認証取得会社であったことから、ISO認証取得が、むしろ反社会的 あるいは不法行為を隠蔽する道具と化している傾向が 顕著なことを懸念していました。
そこで 私は 配布された アンケート用紙には、 “ISO認証の社会的信用の低下を 審査員の質向上ばかりに 期待しているように思われるが、認証制度そのものと、その運用に何か問題があるのではないか、という観点からの対策が 見られないのが 残念だ。” と言う意味のことを書いておきました。
何だか 問題を 根底から考え直し、場合によっては自己否定に至るような再発防止策(是正処置)を 構想できない お役人達の スキームに引っ掻き回されっぱなしだけではいけないのではないか、という印象です。
ISO審査員資格ホルダーの方々 どのような感想を お持ちでしょうか。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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それに毎年の登録継続の費用もどのような根拠があるのでしょうか?単に審査員証のカード一枚の交付に1万円も2万円も掛かるのでしょうか?お役人やお役人OBを支えるために、我々は搾取され続けているのではないでしょうか?
JABの一機関独占の体制、JRCAの評価一機関独占の体制、このような官僚組織のあり方は本当にこれで良いのでしょうか?ほかの制度がムリならば、せめて審査員プロジェクトチームが彼らを仕事振りを審査して、改善を迫るような双方向監視のシステムに出来ないでしょうか?
全く 全く その通りと存じます!!!!
全く 日本の役人は・・・・・・我々を餌にして 太っているのですネぇ。
で、こういう声を 大きくするには どうしたら良いのでしょうね。
真実の声は 世の中に 通り難いものなのでしょうか。