健康塾通信

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「腹八分目に医者いらず」

2008年01月06日 01時21分08秒 | Weblog
5日は小寒(寒の入り)、新年になり暖かい日が続いていたので、この日の冷え込みはいっそう厳しく感じました。
しかし、暦の上では本格的な寒さの到来になるわけです。

私は暮れからしばらくお休みしていたウオーキングを、2日の朝から再開しましたが、お正月ということもあってあまり人も出ていない状況でした。

でも、かるがもたちはこのせせらぎで越冬するのか、今も元気に泳いでいました。そして地面には何と霜柱がみられ寒さは格別でした。

持ち帰った霜柱を帆立の貝殻の上にのせて撮った写真ですが、500円の大きさと比較しても倍くらいの長さがあるのがおわかりかと思います。

さて三が日、寝正月をしていたわけではないのですが、やはり食べすぎのきらいはあります。
食生活の乱れと運動不足もあるためか、最近あまり出ていなかった吹き出物まで登場し、まさに要注意!の状態です。

「腹八分目に医者いらず」を肝に銘じなければなりません。

アポトーシスという言葉がありますが、これの語源はギリシャ語で「秋になって木の葉が散ること」を意味して、医学や生物学では「自然死」ということだそうです。

過食によって健康を蝕むことは当然ですが、腹八分でおさえることでエネルギーの使用を制限することができ、悪い細胞がアポトーシス〔自然死〕して癌などの発症リスクもさげているということが最近の研究でわかってきました。

このように昔から言われていた「腹八分目に医者いらず」は現在、学術的にも立証されているわけです。

やはり、基本的な「食」の理念を崩すことは病を呼び込むことになりますので
要注意です。

ところで子の年の[子]の意味は「子供が元気に手足を伸ばしている様子」だそうです。
12支のはじめの干支である「子の年」を迎えて、医者いらずの元気な一年にしたいものです。