健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

Water 2

2008年01月25日 17時35分13秒 | Weblog
冬の寒気が舞い降りて連日冷たい北風に思わず首をすくめてしまいます。

近頃身近で「帯状疱疹」を起こしている方がいます。今の時期に特に起こりやすいということではないのですが、体調を崩しやすい季節の変わり目に多いといわれます。
この病は疲れすぎやストレスなどで免疫力が落ちているときにかかりやすく、1週間くらい前から違和感やぴりぴりした痛みが前兆にあり、気がつくと身体の半身(左右)どちらかに帯状の赤い発疹や水ぶくれが出ます。
そして神経痛がいつまでも残ることが有りますので、早い治療と十分な安静と栄養を取ることが大切です。疲れすぎの方は要注意です!
お見舞いのお花を添えて、早くお元気になりますよう心よりお祈り申し上げます。

さて先日お伝えしました読売新聞の[水 危機]は21日から連日1面に掲載されていますが、2回目の22日の記事の中に(仮想水)という言葉が登場します。

これは前回、私が見に行ったWater展会場にもあったことをお伝えしましたがテーブルに並ぶ料理の食材すべて、お米や野菜の栽培や牛などの餌になる穀物も水が必要なので、そういった食糧生産に使った水をバーチャルウオーター(仮想水)と呼ぶそうです。

やはり肉類は餌となる穀物の栽培に大量の水が使われるので仮想水量が多くなります。

今実際の生活に不便を感じていなくても、最近の報道で水不足の予兆は確実に身に迫ってきています。

日本でも気候変動による極端な多雨や少雨の発生が1980年代から頻度を増しているといわれます。

地球の7割が海で97%は海水だといわれますが、河川など人間が利用できる淡水は総量の0.075%に過ぎず、豪雨によって河川が増水しても洪水被害を増すだけで、貯水活用ができないばかりか農業用水の不足、渇水時対応が困難になるリスクが高まるというのです。

いまや、水の惑星と呼ばれている地球の一部から湖が消え湖底が姿を見せたり、世界のあちらこちらで気候変動に伴う異変が起こっています。

私たちも「水」という資源が限界点を超えてしまうという危機感を持って生活の中で節水の工夫に取り組まなければなりませんね。