健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

さわやかな秋に

2008年10月16日 21時52分31秒 | Weblog
10月に入りまして、自然も街もそして人も秋の装いに衣替え致しました。
秋というと皆様は何を思い浮かべますか?
スポーツの秋、行楽の秋、芸術の秋、食欲の秋、読書の秋に勉学の秋…
などなど陽は短くなりましたが秋の夜長、それぞれの秋を謳歌して頂きたいと思います。

先日(13日)、一つ歳を重ねたばかりの私は「運動習慣の秋」を目標にかかげました。
お蔭様で55年の間、多少は健康の危機もありましたがこれから益々内面外面共々の
若返りの為に実証を示して生きたいと思っています。
実は日々の忙しさにかまけて志半ばで断念しそうな自分にこのように文字で残し公言することで、プレッシャーを与えているのです。

今日は仕事終了後、筋トレを30分くらい行いましたが、運動によって汗を流すということは本当にすがすがしいものです。

これまではつい仕事の疲れを部屋の中でくつろぐことで癒そうとしてしまいがちでしたが、さっと気分を変えて一歩外に出ることが精神的な解放感につながり、仕事と違う動きをすることによって癒されることを実感しています。

すでにスポーツなどされている方もこれから何かお探しの方も、運動の素晴らしさを知っていただき秋の自然を感じながらさわやかな汗を流していただきたいと思います。


*運動の効果と大切さ

①継続的に運動することで体力を向上させます。

②生活習慣病を予防します。

③運動をすることで、エネルギー消費量が一時的に高まるため
ダイエット効果があります。

④関節可動域や筋力アップに効果があります。

⑤ケガの防止や骨折の予防にもつながります。

⑥新陳代謝が良くなります。  

⑦ストレスを軽減することができます。

⑧運動によって友人作りなどコミュニケーションを広げることが出来、
生活を充実させる効果があります。


*どんな運動を選ぶか?提案です。

①自分に合った運動の種類と量を知ることが第一歩。

②大切なことは、短時間に激しい運動を行うより、息が弾むくらいの軽い運動を
継続的に行うことが健康づくりには効果的です。

③ウオーキング、エアロビクス、ジョギング、、サイクリング、水泳などの
有酸素運動は理想的です。


厚労省の健康づくりのための運動指針でも簡単ウォーキングなどの手軽に出来る
運動で1日1万歩を歩くと肥満リスクは軽減するといっています。

肥満解消のためには運動と食事改善の併用が効果的なわけですが、内臓脂肪蓄積の
指標となる腹囲の1cm減少は、約1kgの体重(大部分が脂肪)の減少に相当するといわれます。

具体的に
体重を1kg減少させるためには、
運動によるエネルギー消費量の増加と食事改善によるエネルギー摂取量の減少を合わせて
約7,000kcalが必要となります。

例えば1か月かけて1センチ腹囲を減少させるためには、1日当たり約230kcalが必要となります。

約7,000kcal÷30日=約233kcal(1日当たり)相当の運動をするか、
食事で半分の116kcal減らし、
運動で残り半分の116kcal(普通歩行なら約40分、速歩なら約30分)のエネルギーを消費する必要があるということです。

運動の秋、食欲の秋でもあります。運動するとお腹がすきますし、ちまたには秋の味覚がどっさり・・・
しかし、健康の為にはエネルギー消費の具体的な数字を参考に運動と食事のバランスをとりながら、どうかさわやかな自分の秋をみつけ楽しんでください。