土曜日は、あっという間の銀世界になりました。今朝はかなり道路が凍りついています。。。
おはようございます。
冷たい朝を迎えています。。。
さて、先日の続きで皮膚が持っているバリア機能について
お伝え致します。
特にこの季節になると皮膚の潤いが、暖房などによって
奪われやすくなります。
冷たい北風や乾いた空気も紫外線も...ストレスになります。
皮膚には「ターンオーバー」という皮膚細胞の生まれ変わりのサイクルがあります。
通常は表皮で28日のサイクルですが、これが乱れることで
皮膚のバリア機能は低下します。
バリア機能を担ってくれるのは表皮の最外層にある
『角質層』です。
私たちの皮膚のうるおい、つまり、バリア機能を司っているは、以下3つの物質によって
一定に保たれています。
皮脂膜・・・皮膚の中にある皮脂腺から分泌される脂(皮脂)と汗などが
混じって、皮膚の表面をおおうことで水分の蒸発を防いでいます。
角質細胞間脂質・・・皮膚の表皮で作られ、角質細胞と角質細胞の
隙間を埋めている脂のことで
角質細胞どうしをつなぎとめ、水分をサンドイッチ状に
はさんで逃さないようにしてくれます。
( 角質細胞間脂質の成分の半分以上はセラミドという物質です。)
天然保湿因子・・・NMFといい、角質層にある低分子のアミノ酸や塩類などのことをいいます。
角質層の水分保持機能や柔軟性(保湿)を維持してくれます。
では、次回は「ドライスキン」についてお伝え致します。
くれぐれもお気を付けて、お出かけください。