かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

もうカミナリ?

2005-04-26 21:12:51 | Weblog
 尼崎の鉄道事故、まだ全壊した先頭車両から全ての人を救い出せていないようです。発生して既に丸1日以上。本当にこの空前の事故のすさまじさを思い知らされるばかりです。
 それにしてもあのハイエナの如きマスコミの連中はどうにかならんのでしょうか? JRは、安全よりもスピードを重視した経営を責められてもしょうがない立場だとは思いますが、マスコミだって救命や復旧よりも自分達のスクープ重視の姿勢は絶対に許せるものではないと思います。あんな連中に糾弾されるJR西日本の社長も、いっそ可哀想に見えてしまいます。必死な現場を愚弄するばかりな活動をしておいて本人達にその自覚がなく、自浄努力も期待できないのなら、そう言ったマスコミの活動を制限する法律でも作るしかないんじゃないでしょうか。たとえそれが情報統制の危険を秘めた悪法になる可能性があったとしても、今日のあの醜態を見せつけられていては、私個人としてはその法案に賛成したくなります。
 さて、今日は青天の霹靂と申しましょうか、初夏らしい青空が広がっていたと思う間もなく何時しか一天にわかにかき曇り、おどろおどろしい地鳴りの如き唸りが鼓膜を震わせたかと思うと、窓を白く染め上げる雷鳴一閃、沛然と地を打つ大粒の雨が、見る間に視界を遮りました。まだ4月なんですが・・・。夏しかお目にかかったことのない夕立を思わせる突然の雷雨に、私は思わず事務室のパソコンのスイッチを切り、電源コードを引っこ抜きました。そのあと直ぐに、落雷防止機構付きの無停電電源装置を付けていたことを思い出したんですが、それでも突然の雷は心臓に悪いです。 もっとも、安全な建物の内側から、轟く雷鳴、空を割る稲光を見物するのは好きなんです。迫力ある花火と申しますか、白一色ではありますが、たまたま偶然稲光が天から地へ走る光景を目の当たりになど出来ますと、当たりくじを引いたみたいに気分がいいです。こういう自然の驚異という奴は、本当に飽きると言うことを知らないんですよね。突然の雨に祟られた方々には申し訳ないですが、そういうわけで今日もしばし仕事の手を休めて、見事な稲光が拝めないものかと、外の様子を楽しんでおりました。
 今の仕事場は結構雷が落ちるところで、雷を原因とする停電は毎年夏に2、3回必ずありますし、電話回線はISDNなんですけど、その機器がやられて電話も通じなくなり、薄暗い事務室で何にも出来ないままぼうっとインフラの快復を待つだけということが結構あるのです。
今日は幸い致命傷を受けるような落雷はなかったので仕事しながら外の様子を眺める余裕がありましたが、今時分からこんな天気をみるようでは、今年もまたなかなか思いやられそうな気色です。
その分楽しみも増えると言うことでもあるんですけどね。
コメント
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