ジブリール、何を狼狽しているのやら。

阪大のデータ捏造論文の主筆学生、指導教授に２００万円の寄付をしていたそうです。医学関係書を出版し、その印税６００万円を大学に寄付していたとのことですが、うち２００万円が教授の個人口座に振り込まれていたんだとか。寄付行為その物ももちろん驚きですけど、学生の分際で印税を受け取れるほどの医学関係書なるものを出版出来たというのも正直目を丸くした出来事でした。一般書籍の場合印税は書籍価格の数％と聞いたことがありますが、仮に１割だとしても、６０００万円からの売り上げがあったことになります。その医学関係書なるものが一体どういう本か判りませんが、専門書なら一冊数千円はするでしょうから、仮に６千円としたら1万冊も出たことになります。専門書で一万冊と言えばこれは大ヒットと言えるレベルなんではないでしょうか？　一般書籍なら２千円くらいとすると３万冊で、これも一般書籍としては大健闘した部類に入るでしょう。いったいこの学生というのは何モノなのでしょう？　事件の内容もさることながら、私はこの学生に興味が湧いてきました。

　さて、今日の種デスは、ジブリールの狼狽振りが見られて結構楽しかったです。それにシンがフリーダム＋キラに復讐の念を凝らす様も。来週シンはキラを超えるのでしょうか？　通常戦闘機同士のドッグファイトは、パイロットの腕よりも機体性能の方が勝負に決定的な影響を持つと聞いたことがあるのですが、そうするとインパルスではどうやったってフリーダムには勝てそうにないと言うことになります。パイロットの腕は、シンだって種破裂モードならそこそこキラレベルまで行ってそうですから、機体の性能差を怒りと恨みでどこまで埋められるか、ホント、来週が楽しみです。
　デュランダル議長、ようやく今日衣の隙間に鎧の影が映った気がします。もちろん今までだって明らかに怪しくてヘンでしたけど、色々ほのめかすだけで決定的言質は与えてなかったと思うのです。でも本日の熱演は実に分かりやすく敵味方の色分けをして、ジブリールを見事うろたえさせました。ジブリールだってデストロイのことを情報戦に利用されることくらい判って無ければおかしいと思うのですけど、まさかの敗戦でそこまで気が回ってなかったんでしょうか？　それはともかく、議長のこれはあんまりきれい事過ぎて明らかに怪しい。デストロイ戦のフリーダムも映像いじって消してましたし、額面通りでない裏がちゃんとあると言うことですね。恐らくロゴスを消してその後がまにちゃっかり坐ろうと言う魂胆か、あるいは全人類から崇められる独裁者を指向するのか。少なくともキラやラクスの理想主義とは間違いなく相容れないものなのでしょう。と言うことはラスボスはやっぱりこの議長さんか。でも議長自らＭＳに乗ったりしないんじゃないかとも思いますし、そうなると公式ページに出てきているレジェントに乗るのは一体誰なんでしょう？　ひょっとしてレイでしょうか？　
　アスランはようやく吹っ切れかけているみたいですね。フェイスのバッジを投げ捨ててキラ達と合流するのか、あるいは独自の道を進むのか、まだ読めませんが、今までのヘタレな状態からは脱却してくれそうな気配です。
　ネオ、記憶操作を受けているだけなのか、ムウ・クローンなのか、もう一つ判りかねる状態ですが、悼むのはステラだけですか？　大切な部下のスティング（公式サイトでやっと名前を確認）だって目の前で戦死しているというのに。何時までも捕虜のままでは話が面白くないのですけど、さて、同料理してくれるのか。
　そう言えば、シンが恨むべき相手は誰よりもまずこのネオなのでは？　処刑覚悟でステラを託したと言うのに、そのステラがデストロイに乗っていたことについて、シンはどうして怒らないのでしょうね？

今雷が鳴っていたので、