今日回ってきた自治会の会報に、まるで特撮モノかアニメでも見てるみたいにぶっ倒れた電柱の写真が載ってました。写真なので正確にはわからないのですが、根元のほうの、地面から大体30センチくらいのところからセメントの柱が完全に分断寸前まで折れ曲がっており、まさに無理矢理引きちぎられたみたいに不定形の断面をさらしているのです。場所を見ると、どうもごく近所らしいです。まあいくら近所でも、普段通らない道というのは山ほどあるので気づかなかったのも不思議ではないのですが、直撃されたプレハブの物置小屋みたいな建物がひしゃげ、衝撃のすごさを物語っておりました。原因は、まっすぐに立ってなかったとか、支えになるケーブルが適切な角度に張られていなかったとか、どうも不正確な工事方法にあったかのように書いてあるのですが、今のところ、それが事実かどうかも私には検証のしようもありません。それでも、腸内にはえている危なそうな電信柱のいくつかが具体的に挙げられていたりすると、思いのほか手抜きに近いようなやっつけ仕事が多いのかも? と思いたくもなります。
手抜きといえば、倒壊した小学校で亡くなった子供達の親が当局に抗議デモを行い、一部でかなり過激な行動に出ていた、とかいう話が大陸のほうから聞こえてきますが、その場面については海外の報道陣を一切締め出していたそうですので、正確なところがよく判りません。ただ、やはりそのような報道管制を布いていてもそんな話が漏れ聞こえてくるというのはなかなかに怖いものがあります。衛生状態の極度の悪化から疫病がはやったりするのも恐ろしいことですが、災害への恐怖、鬱積する不満、肉親や友人を失った怒り、それらがない交ぜになって爆発しやしないか、体制の崩壊がそんな全体から見たら微々たる物にしか見えないところから始まったりしないか、と、見ているこっちはひやひやモノです。
そのせいなのか、と勘繰りたくなる位に、日本の救助隊に対する大陸からの賛美の声、そしてそれを伝える我が国のマスコミの報道ぶりが、もう見事なまでに手放しな有様で、それがかえって不気味でうそ臭く見えてしまうというのは、私の眼鏡が相当に曇っているのでしょうか。でも、あの聖火リレーの有様を見せられたりしますと、今の日本礼賛は、危ぶまれる五輪の開催を推進するために、大陸中枢からの指令で意図的に発せられていたりしていても不思議ではない気がするのです。昨日まで罵詈雑言を常としていた口が、文字通り舌の根も乾かないうちに見事に裏返った言葉をのたまうというのは、もし心底感謝を述べられているのだとしても、その触れの大きさ自体が病的に見えてしまうのです。大陸のネットの掲示板では、「とっとと帰れ!」との書き込みに対して徹底した反論がたちまちあふれかえったそうですが、まだ件の書き込みの主のほうが安心を覚えてしまという、それはそれでちと病膏肓に入ったかのような感じもしないでもない気分ではありました。さて、信じていいんでしょうかね、大陸のことを。
手抜きといえば、倒壊した小学校で亡くなった子供達の親が当局に抗議デモを行い、一部でかなり過激な行動に出ていた、とかいう話が大陸のほうから聞こえてきますが、その場面については海外の報道陣を一切締め出していたそうですので、正確なところがよく判りません。ただ、やはりそのような報道管制を布いていてもそんな話が漏れ聞こえてくるというのはなかなかに怖いものがあります。衛生状態の極度の悪化から疫病がはやったりするのも恐ろしいことですが、災害への恐怖、鬱積する不満、肉親や友人を失った怒り、それらがない交ぜになって爆発しやしないか、体制の崩壊がそんな全体から見たら微々たる物にしか見えないところから始まったりしないか、と、見ているこっちはひやひやモノです。
そのせいなのか、と勘繰りたくなる位に、日本の救助隊に対する大陸からの賛美の声、そしてそれを伝える我が国のマスコミの報道ぶりが、もう見事なまでに手放しな有様で、それがかえって不気味でうそ臭く見えてしまうというのは、私の眼鏡が相当に曇っているのでしょうか。でも、あの聖火リレーの有様を見せられたりしますと、今の日本礼賛は、危ぶまれる五輪の開催を推進するために、大陸中枢からの指令で意図的に発せられていたりしていても不思議ではない気がするのです。昨日まで罵詈雑言を常としていた口が、文字通り舌の根も乾かないうちに見事に裏返った言葉をのたまうというのは、もし心底感謝を述べられているのだとしても、その触れの大きさ自体が病的に見えてしまうのです。大陸のネットの掲示板では、「とっとと帰れ!」との書き込みに対して徹底した反論がたちまちあふれかえったそうですが、まだ件の書き込みの主のほうが安心を覚えてしまという、それはそれでちと病膏肓に入ったかのような感じもしないでもない気分ではありました。さて、信じていいんでしょうかね、大陸のことを。
