かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

鳥インフルエンザで魚が食えなくなることは無いでしょう。

2008-05-24 23:03:56 | Weblog
 今日は昼ごろから雨が降り出し、今はもう大雨といってよい降り方をしています。さて、この雨が明日のいつまで続くのか。未明のうちにあがると、自治会の草刈が予定されていますので、多分実施されることでしょう。でも朝10時ごろまで続いたとしたら?
 中止になるのか、少し時間を遅らせてもやるのか、はなはだ微妙なことになりそうです。ただ、やるとしたら水を吸って重くなり、多分乾いてもない草を、泥だらけになりながら刈ることになりそうです。その上お日様でも照ってきた日には、うだるような蒸し暑さに見舞われるかもしれません。できれば今のうちに予備日へ変更してもらえたら少しは安心して寝られるのですが、ここはできるだけ早くやむか、昼ごろまでしっかり降り続いてくれるか、どちらかになってくれることを期待したいところです。

 さて、東北の観光名所十和田湖で、観光資源でもある白鳥から、強毒性の鳥インフルエンザであるH5N1型ウイルスが検出されたというニュースのために、観光客が激減、さらに、湖の魚も危ない、という根拠のない流言がでて困っているのだそうです。鳥からヒトへの感染は今のところほぼありえないようですし、これに感染して死ぬ確率より、運転中に携帯いじっている不心得モノの車に轢かれて死ぬ確率のほうが高そうに私には思えるのですが、安全に完全を求めたがる国民性を思えば、なんとなく近寄ったら怖いような気がするヒト達がいらっしゃるのは、致し方ないのかもしれません。でも、はじめに鳥インフルエンザがマスコミに取りざたされた頃は、スズメやハトなどといった身近な鳥が庭先で死んでいるだけでウィルスを疑い、お役所やら保健所やらで大騒ぎして対処するよう騒いだのは、すっかり忘れてしまったんでしょうか? 今でもカラスやスズメやハトの危険度はあの時とまるで変わってないはずで、今騒がれている白鳥と危なさ加減はそう変わらないと思うのですが、マスコミも話題になる白鳥は取り上げても、カラスではもうニュースにならないと思っているのかもしれません。
 ただ、白鳥に鳥インフルエンザを発症させてしまったのは、ヒトの作為だという意見もあるようです。ようするに餌付けして過密状態を作った結果、インフルエンザに感染する機会を増やしてしまった可能性が高い、ということなのだそうです。大体自然動物をかわいいとか観光資源に、とかいうようなヒトの都合で餌付けしたりすると、サルとかでも問題になっているように必ずといっていいほどしっぺ返しを喰らいます。そういう問題が生じた以上、そろそろ白鳥との付き合い方も考慮すべきときなのかも知れません。
 まあそれはそれとしても、感染することはない魚まで危ない、というのは、さすがにどうかと思います。正しい知識、正しい理解が必要で、お上もその周知に力を入れているのでしょうが、もう少し、自分で調べるとかいう姿勢も、人々には必要な気もいたします。

コメント
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