どうも昨日あたりから鼻がムズムズとしてくしゃみが出やすくなり、目が痒くなってきています。スギもヒノキもすでに花粉は終わっておりますが、どうやらそろそろ次の一番厄介な花粉を撒き散らす、イネ科雑草の花が咲き始めているようです。スギやヒノキはくしゃみして目が痒くなるだけで大体すむのですが、イネ科の花粉は、それに加えて全身に発疹が生じ、身体がだるくなることがあります。一種のアナフィラキシーだろうと思いますが、なんにせよ、対処法がないのは困ったことです。唯一取れる対策は、マスク必須、肌の露出を極力抑え、かつ、草の類には近づかないこと。本当なら一切外に出ることなく生活できれば良いのですが、さすがにそうも参りませんので、しばらくの間は我慢するよりないでしょう。ところで、乳酸菌が効くのなら、とここ2ヶ月ばかり、毎朝プレーンヨーグルトにオリゴ糖を混ぜて食べていますが、少なくともアレルギーに対してはそれほど効いている、という実感がありません。老朽化して腸内細菌叢がなかなか良くならないのかも知れませんが、あんまり健康情報とやらに過度に期待するのも問題があるのでしょう。
さて、そんなわけでなるべく外に出ることなく、この週末は過ごすつもりでいますが、今、ちょっとしたきっかけから、「天空のエスカフローネ」にはまっております。ちょうど「エヴァンゲリオン」の直後に始まった90年代のアニメですが、エヴァにはそれほどはまらなかった私は、このエスカフローネにはすっかりはまり込み、サントラCDを買ったりもして、当時相当熱を上げて観ていたものでした。それが、とある事情でオープニングを観る必要があって、最近の便利なネットを利用して観た訳ですが、それでまた当時の熱がすっかりぶり返し、今改めて全26話を見直しているのです。人の“想い”が世界を変える力となる、という世界設定。その力を利用してかつて失われた秘儀を復活させ、世界改編をたくらむ帝国の支配者の老人。その鍵を握る少女と少年、少年が操る「エスカフローネ」を初めとする、「ガイメルフ」と呼ばれるロボット達。中世っぽい世界を背景に、竜が重要な役割で出てきたりするのに、不可思議な魔法はなく、「絶対幸運圏」とか、「運命加速装置」とか、あくまで科学的に装飾された魔法っぽいものが世界を律するというのも面白いものでした。占いも重要な小道具になっているのが私には非常にはまりやすかったのかもしれません。
でも何より、少年少女やそれを取り巻く人々の恋愛模様が世界の行く末に影響を与えるのを、支配者たる老人が望遠鏡のような運命を垣間見る装置でデバガメしながら一喜一憂する、というだけのお話を、これほど稀有壮大にくみ上げる創造力の凄さ。そして、主人公の機体エスカフローネはもちろん、ライバル役の美青年が操る「シェラザード」の立ち居振る舞いのかっこよさ。それらロボット達が、不思議な光線やミサイルなどの飛び道具は一切使わず、ひたすら剣だけで打ち合う、という戦闘美。それらを浮き立たせるワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽。私は、80年代から90年代にかけてのロボットアニメの中で一番のものは?を問われたとしたら、躊躇なくこの「エスカフローネ」を挙げることでしょう。アニメーションディレクターがかの逢坂浩司氏、というのを改めて確認して、なんとなく、さもありなん、と納得しているところです。
明日明後日で全話通しで観られるのが楽しみです。
さて、そんなわけでなるべく外に出ることなく、この週末は過ごすつもりでいますが、今、ちょっとしたきっかけから、「天空のエスカフローネ」にはまっております。ちょうど「エヴァンゲリオン」の直後に始まった90年代のアニメですが、エヴァにはそれほどはまらなかった私は、このエスカフローネにはすっかりはまり込み、サントラCDを買ったりもして、当時相当熱を上げて観ていたものでした。それが、とある事情でオープニングを観る必要があって、最近の便利なネットを利用して観た訳ですが、それでまた当時の熱がすっかりぶり返し、今改めて全26話を見直しているのです。人の“想い”が世界を変える力となる、という世界設定。その力を利用してかつて失われた秘儀を復活させ、世界改編をたくらむ帝国の支配者の老人。その鍵を握る少女と少年、少年が操る「エスカフローネ」を初めとする、「ガイメルフ」と呼ばれるロボット達。中世っぽい世界を背景に、竜が重要な役割で出てきたりするのに、不可思議な魔法はなく、「絶対幸運圏」とか、「運命加速装置」とか、あくまで科学的に装飾された魔法っぽいものが世界を律するというのも面白いものでした。占いも重要な小道具になっているのが私には非常にはまりやすかったのかもしれません。
でも何より、少年少女やそれを取り巻く人々の恋愛模様が世界の行く末に影響を与えるのを、支配者たる老人が望遠鏡のような運命を垣間見る装置でデバガメしながら一喜一憂する、というだけのお話を、これほど稀有壮大にくみ上げる創造力の凄さ。そして、主人公の機体エスカフローネはもちろん、ライバル役の美青年が操る「シェラザード」の立ち居振る舞いのかっこよさ。それらロボット達が、不思議な光線やミサイルなどの飛び道具は一切使わず、ひたすら剣だけで打ち合う、という戦闘美。それらを浮き立たせるワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽。私は、80年代から90年代にかけてのロボットアニメの中で一番のものは?を問われたとしたら、躊躇なくこの「エスカフローネ」を挙げることでしょう。アニメーションディレクターがかの逢坂浩司氏、というのを改めて確認して、なんとなく、さもありなん、と納得しているところです。
明日明後日で全話通しで観られるのが楽しみです。