かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

火星の氷が見つかったなら、次は是非生命の探索を。

2008-06-02 22:27:15 | Weblog
 ハップ剤で全身ミイラのごとくなりながら、今日はブログをつけております。朝から体中が痛くて、首、肩、腕、手首、背中、腰、膝、と、昨日の草刈で負担のかかったところが満遍なくイタイイタイの大合唱を奏でており、立ったり座ったりするのも一苦労な有様なのです。我ながらよくこれでバイクに乗ったり仕事したりできるものだ、と感心するくらいですが、明日には多少はマシになってくれますでしょうか? 

 さて、火星に着陸したNASAの探査機フェニックスの足元に、氷のようなものが見つかったんだそうです。NASAのサイトの写真を見てみますと、フェニックスの足元近くに真っ白で平らな面が写っています。モノクロですし本当に白色なのかどうかは判りませんが、NASAによると、氷かもしれないのだそうです。なんでも、着陸のときの逆噴射で地表面の砂が吹き飛ばされ、その下にあった氷が露出したのではないか、という推測がなされているとのことで、もし本当に氷なら、氷、すなわち水が実在することを証明しに行ったフェニックスは、早くもミッションコンプリート! ということになります。これから採取して調べるそうですけど、本当に氷だとしたら実に素晴らしいことですね。
 もっとも、ハレー彗星が氷の塊だったりするように、地球外の氷、というだけではもう手放しで喜べないかもしれません。一つハードルをクリアしたら更にその上を望みたくなるのがサガというもので、水の存在が確定したら、ここは是非生命の探索、そして発見を切望いたします。最低でもかつて火星に存在した生命の確たる証拠、できることなら生命体そのものを発見して欲しいです。多分見つかったとしても菌類までじゃないか、と思うのですが、それでも発見の日は、全世界を挙げて地球外生命体発見の日としてお祝いすべきだと思います。
 翻って我が国では新型ロケット開発が中止されたり、宇宙ステーションについても巨額の費用をつぎ込む必要性を明らかにせよ、などと言うような話が新聞などに出て来るのはつまらないものです。いいじゃないですか。役にたたなくったって。巨額の資金がといっても、お役人が無駄遣いした金額に比べればそうびっくりするような額でなし、宇宙には、夢と浪漫と伊達と酔狂でじゃんじゃんつぎ込めばいいのです。幾らつぎ込もうと、いずれそのうち、計り知れない価値が返ってきてチャラにしてくれますよ、きっと。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする