かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

わざわざテレビもビデオも買い換えたりしませんが、この五輪の成り行きには少し興味があります。

2008-06-30 21:14:34 | Weblog
 今日で6月も終わり、ということは、1年のちょうど半分が過ぎたことになります。なんだかついこの間桜がどうのこうのという話をして、その少し前にお正月などを話題にした気がするのですが、光陰矢のごとし、とはまさにこのことなのでしょう。あと半年。これからはどんどん日が短くなって行きますし、ますます体感時間は加速していくのでしょう。まるでスタンド『メイド・イン・ヘブン』でも発動しているような感じでしょうか(笑)。
 
 さて、今年はこれからオリンピックなる一大イベントが控えているようですが、舞台となる中国では果たして無事開催できるのか、今になってもまだ危ぶまれかねない状況のようです。セーリング会場に予定されている山東省青島市の海で、アオサが大量繁殖し、必死に撤去作業に努めているのだそうです。海岸に漂着したのを取り除くのに市民数万人が動員されたというまさに中国らしい人海戦術ぶりですが、いかに人海戦術でも、果たして自然の猛威を跳ね返すことができるかどうか。とはいえ、アオサの繁殖の一因は海水の富栄養化にあることは昔から知られており、つまるところは元を正せば、汚水処理などを怠り栄養分たっぷりの排水を垂れ流していたのが原因のなわけですから、その元を断つことを考えないと、人海戦術が敗れかねない事態に陥るやも知れません。北京では車を抑制し、周辺の工場の操業を自粛させ大気が少しでもマシになるように努力するらしいですが、ひょっとしたらアオサを掃除させるだけさせといて、がんばった住民達を強制疎開し、一時的にでも汚水の流入を止める、なんてことも検討したりするかもしれませんね。別段成功しようが失敗しようがそれほど興味もないイベントではあるのですが、恐らくは歴史上もっとも厳しい環境下での開催になりそうな様子ですので、その点はちょっと注目しているのです。

 
コメント
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