去年の今頃は、コミックコミュニケーション、おととしは、私にとっては最後のコミケとなった夏コミで出す新作の執筆、と結構忙しくしていた季節なのですが、今年はブログでの新作連載で、それなりに充実した忙しさを満喫しています。ただ、イネ科雑草の花粉による影響でアレルギー症状が出るのが困ったところで、しかもそれがどうも年々ひどくなってきているような気がしないでもないのです。イネ科の花粉は、ただくしゃみや目が痒くなったりするだけにとどまらず、皮膚に接触するとひどい発疹を生じ、ひどいときには全身にミミズ腫れ状態となって、家人から「妙な趣味に凝っているんじゃないか?」 などと笑えない疑惑まで招いてしまうほど、体中痒くて赤く腫れあがります。これは間違いなくアナフィラキシーショックの一典型で、呼吸困難になったりしないだけまだマシなのではありますが、このまま症状が悪化するようなことになれば、いずれはそんな危篤状態に陥らないとも限りません。もしそうなったらそもそもの元凶たるスギ花粉を蔓延させた林野庁を訴えたくもなるのですが、幸いというべきなのでしょう。第2世代型抗ヒスタミン薬を飲むと、症状が綺麗に抑えられ、眠くもならないのでどうにかこうにか日々を無事過ごすことができているのが現状です。それでもこの暑い中、外出時のマスクは必須ですし、何かと不便をかこつのが困りものなのです。
さて、そんな憂鬱になりがちな初夏の季節ではありますが、火星ではフェニックスが火星の土の採取に成功したそうで、それはまためでたいお話なのであります。
この間から、着陸地点の北側の地表を深さ2~4センチ引っかいて土を採り、分析装置へ運ぶテストに取り組んでいましたが、土が塊状でうまく装置に入らず、失敗していたとのことです。それを、今回、装置に入れる前にふるいにかけて装置に入るサイズの細かい粒子を採り、ようやく装置に入れるのに成功したのだそうです。ちと驚いたのが、最先端のギミックが詰め込まれた火星探査機が、ふるいなんて道具を持参していたということ。結局それが役に立って、ついに火星の土を分析することができるわけですから、なかなか昔からの道具というのも馬鹿にならないものがあります。分析装置は小型の高温炉で、取った土を加熱して発生するガスの成分を調べると、氷や有機物が存在しているかどうか判断できるのだそうです。今回の挑戦で即座にそれらの課題が解決するとも思えませんが、是非可能な限り実験を繰り返し、火星生命の確かな根拠を捕らえるところまで、がんばってもらいたいものです。
さて、そんな憂鬱になりがちな初夏の季節ではありますが、火星ではフェニックスが火星の土の採取に成功したそうで、それはまためでたいお話なのであります。
この間から、着陸地点の北側の地表を深さ2~4センチ引っかいて土を採り、分析装置へ運ぶテストに取り組んでいましたが、土が塊状でうまく装置に入らず、失敗していたとのことです。それを、今回、装置に入れる前にふるいにかけて装置に入るサイズの細かい粒子を採り、ようやく装置に入れるのに成功したのだそうです。ちと驚いたのが、最先端のギミックが詰め込まれた火星探査機が、ふるいなんて道具を持参していたということ。結局それが役に立って、ついに火星の土を分析することができるわけですから、なかなか昔からの道具というのも馬鹿にならないものがあります。分析装置は小型の高温炉で、取った土を加熱して発生するガスの成分を調べると、氷や有機物が存在しているかどうか判断できるのだそうです。今回の挑戦で即座にそれらの課題が解決するとも思えませんが、是非可能な限り実験を繰り返し、火星生命の確かな根拠を捕らえるところまで、がんばってもらいたいものです。
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