かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

梅雨時に暗澹たる気持ちにさせられるのは、落ち込みが倍加して余計しんどいのですが・・・

2008-06-23 21:38:19 | Weblog
 今年の梅雨はまさに本格的かつ典型的な梅雨らしい梅雨のようで、それ自体はそれなりに季節感があって悪くないと思うのですが、めまぐるしく天気予報が変わるのは、いただけない気がします。今日も予報では早くから雨が上がるはずだったのに、実際には一日中降ったり止んだりで、念のため持って出た傘が思いのほか役に立ちました。けれど、天気予報見て、朝一時的に上がった空模様を見て、「これなら」と雨具の準備をせずに出かけたヒトは、その出先や帰宅のときに、少なからず雨に遭遇したのではないのでしょうか? 梅雨前線の動きが読みにくいということもあるのでしょうが、こんな天気予報なら、予報などしないでいてくれた方がまだマシで、いっそ「判りませんから傘を用意して」と断言してもらった方がありがたいくらいなのではないでしょうか。明日は今のところ晴との予報ですけど、この分だとさて、どういうことになりましょうか?

 さて、実は今日は上述の通り傘を持ち歩いていたので、このところの自分のポカぶりを鑑み、傘をどこかに置き忘れることは必定、と警戒していたのですが、無事傘をうちまで連れて帰ることができた代わりに、どこかで使っていたルーズリーフのノートを忘れてきてしまいました。B5サイズのけして小さくはないノートだったのに、一体どこに置き忘れたのか、全く記憶が欠落しています。一応今日の行動を省みて、多分ここだ、と思うところはあるのですが、それにしてもこの己の不甲斐なさには、怒りを通り越してもう力なく呆れるよりありません。
 そんな気分のときに、小学生を暴行した中学校の教師が逮捕された、というニュースが。年齢38歳、勤務態度はまじめ、性格はおとなしい、女子テニス部の副顧問を熱心に務めていた、と報道されている内容はまさに判で捺したようなつまらないものです。私は、教師だからどうこう、というようなことは言うつもりはありませんが、38歳の分別盛りな大人が、何故に自らの妄想の世界だけで満足できなかったのか、どうしてどこかの時点で破滅的な暴走を食い止めることができなかったのか、を知りたいです。教師の世界も、いろいろとストレスのたまる大変な仕事だとは聞いています。38歳という中堅クラスの年頃になって、今まで以上に過剰な仕事をせざるを得なかった状況でもあったのかもしれませんが、それで自暴自棄に陥ったのなら、ヒトに迷惑をかける前に、心身症で入院するなり、極端な話自殺でもしておいてもらったほうが良かった、というのは乱暴な話でしょうか? 私としては、傷つけられた子供のことを考えると、そう極端な話ではない、と思うのですが。
 それにしても、またもやこんな愚か者のために、圧倒的大多数の罪なき創作物や好事家達が槍玉に挙げられるのか、と思うと、暗澹とした気分にさせられます。本当に一線を越えてしまう輩と越えない人々との本質的な相違点を明確にしないと、日本のオタク文化は確実に魔女狩りの贄に供せられてしまうでしょう。

コメント
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