今朝、なかなか久しぶりに珍しい体験をいたしました。俗に言う「金縛り」という現象です。時刻は午前5時30分ごろ。5時過ぎに一度目がさめてしまい、そのときに目覚まし時計を確認しているので、時間はかなり正確だと思います。そんなわけで、目覚めはしたのですが、もう少しゆっくり寝る時間もあるということで、二度寝などしてみたのでした。二度寝は眠りが浅く、夢を観る可能性が高いので、明晰夢を観るにはうってつけの状態でもあります。もっとも、大抵の場合、二度寝しようと思っても身体がすでに覚醒状態に移行しているのか、なかなか寝付けず、そのまま起きてしまうことが多いのでした。それが、今回は珍しく身体も疲れていたのか、案外すんなりと寝てしまったようでした。
ただ、いわゆる「金縛り」とちょっと違うのは、別に身体が硬直して反応しなかったわけではないという点です。
どういうことかというと、私は仰向けに大の字になって寝ていたのですが、ふと気がつくと、右の方になにやらヒトの気配がいたします。私は家人が起きだしたのか、と思っていたのですが、更に、「ごめんください」だったか、「こんにちわ」だったか、少し年を感じさせる女性の声が聞こえたような気がしました。その直後、広げていた右手に何かが触れるような感触があり、それが更に握手するような按配になって、そのままぐいと右に引っ張られたのでした。私は何をしやがるとばかりに右手をぐいと引っ張りますが、なかなか強い力を感じて、てこでも動こうといたしません。それでもぐいぐい引っ張りあいをするうちに、ふとこちらが力を抜くと、ぐいと身体ごと右側に持っていかれそうになります。これは大変、とまた引っ張りなおして、左側に開きっぱなしの左手にも力をこめて体が持っていかれないように注意しながら、逆にこちらに引き込んでやるつもりで右手を力いっぱい引き続けました。そのうち手が滑ったのか指から相手の感触が消え、私は目が覚めました。さめたとき、右手がかなり疲れていて、握力が足りないようなこわばった感じがいたしました。歯軋りみたいなもので、寝ている最中に妙に力を入れたりしていたんでしょう。
まあこれを心霊体験と呼ぶのは簡単なことですが、私はそういう類のものを基本的に信じておりませんし、寝ている最中のことでもありますから、夢と考えるのが一番妥当であろうと考えています。金縛りは随分昔若い頃には何度か遭遇した記憶もありますが、ここしばらくトンとご無沙汰だったので、タイプは違うとはいえなんだか新鮮で、まだそんな体験ができるのか、とうれしく思いました。これなら、そのうち明晰夢も観られるようになるかも、と期待できそうです。
ただ、いわゆる「金縛り」とちょっと違うのは、別に身体が硬直して反応しなかったわけではないという点です。
どういうことかというと、私は仰向けに大の字になって寝ていたのですが、ふと気がつくと、右の方になにやらヒトの気配がいたします。私は家人が起きだしたのか、と思っていたのですが、更に、「ごめんください」だったか、「こんにちわ」だったか、少し年を感じさせる女性の声が聞こえたような気がしました。その直後、広げていた右手に何かが触れるような感触があり、それが更に握手するような按配になって、そのままぐいと右に引っ張られたのでした。私は何をしやがるとばかりに右手をぐいと引っ張りますが、なかなか強い力を感じて、てこでも動こうといたしません。それでもぐいぐい引っ張りあいをするうちに、ふとこちらが力を抜くと、ぐいと身体ごと右側に持っていかれそうになります。これは大変、とまた引っ張りなおして、左側に開きっぱなしの左手にも力をこめて体が持っていかれないように注意しながら、逆にこちらに引き込んでやるつもりで右手を力いっぱい引き続けました。そのうち手が滑ったのか指から相手の感触が消え、私は目が覚めました。さめたとき、右手がかなり疲れていて、握力が足りないようなこわばった感じがいたしました。歯軋りみたいなもので、寝ている最中に妙に力を入れたりしていたんでしょう。
まあこれを心霊体験と呼ぶのは簡単なことですが、私はそういう類のものを基本的に信じておりませんし、寝ている最中のことでもありますから、夢と考えるのが一番妥当であろうと考えています。金縛りは随分昔若い頃には何度か遭遇した記憶もありますが、ここしばらくトンとご無沙汰だったので、タイプは違うとはいえなんだか新鮮で、まだそんな体験ができるのか、とうれしく思いました。これなら、そのうち明晰夢も観られるようになるかも、と期待できそうです。