かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今年の実りは厳しいかもしれませんが、はやぶさのお土産くらいは本物であって欲しいです。

2010-07-05 21:42:52 | Weblog
 今年の夏の天気は西高北冷、なんだとか。エルニーニョ現象が終わった直後によくある気象だそうで、西は暑いけれど東北方面は冷夏の可能性が高いとのこと。日常生活からしたら涼しい方が過ごしやすくて良いに決まってはいるのですが、暑くなるべき時に暑くならないと、作物の生育はおかしくなり、実りが悪くなるのは確かで、現に今でも、例えば山形のさくらんぼは平年より10日も色づきが遅れていて、そのせいか今店に並んでいるのは色づきも黄色っぽい、私好みの酸っぱいものばかり。多分これからシーズンを迎えるブドウやナシもこのままだと出来はイマイチでしょうし、秋の柿やリンゴ、ミカンもこのままだと危ない。もちろんお米は極めて深刻な影響を受けかねません。異常気象も大概飽きたというか平年って何?というような年が続いているわけですが、いい加減少しは異常を緩和するような技術なりができてくれてもバチは当たらないのに、と思わずにはいられなかったりします。

 さて、そんな七夕を前にして、一方ではやぶさのカプセルになんと微粒子が入っていたそうで、それが、行く時に拭いきれ無かった地球産なのか、小惑星イトカワから奇跡的に拾ってきた宇宙のモノなのか、大いに興味がそそられる話が
聞こえてきました。これから慎重に精査してどちらのものなのか判断するそうですが、もしイトカワ産ならはやぶさは見事任務を全うした事になるわけですから、興奮もまたひとしおです。答えは2択しかなく、今更祈ったからと言って地球産がイトカワ産に変じたりすることもありえないですし、イトカワ産なら祈る必要すらないわけですが、それでも、できることならイトカワのチリであって欲しいと祈らずにはおれません。

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