かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

選挙はそれなりに楽しみましたが、「地方の格差」は本当にどうにかしていただきたいものです。

2010-07-12 20:52:29 | Weblog
 昨日は選挙にまず行ってから、と思っていたのですが、そろそろ行こうか、と腰を上げかけると結構強い雨が降り出してきたりして、なかなか動けませんでした。結局昼前に投票所に到着、そそくさと地方分と比例分の名前を書いて、至極あっさりと終わりました。出口で公営放送の調査員がいたのは驚きでしたが、まさかこんな田舎の投票所に、と思っていたら、全国の投票所に配置していたそうだ、という話を聞いて、なるほど、国民から集めた視聴料をこういう事につぎ込んでいるのだな、と妙に納得した次第。
 それはともかく、個人的な感想としては、まずまず順当な結果だったのではなかろうか、と思いました。我が地元で民主現職が逃げ切りに成功するとは信じがたかったですが、まあ選択肢が少なすぎる田舎のことですから、いたし方なかったのかもしれません。だから田舎の選挙って詰まらないのですよ。民主、自民、共産の各政党から1名づつ出ているだけという選択肢から、一体誰を選べと言うのでしょうか? 地方で選びたい選択肢がない場合は比例に2票投じても良い、とかしてくれないと、一票が大変もったいないのです。よく、一票の重みで地方と都会の格差が論じられますけど、そんなことより選択肢の格差の方が余程大きな問題だと私は思います。
 といいつつ、しょうが無いので一票は自民の若い人に入れて結局無駄になり、比例はみんなの党に入れて、ちょっとは意味があったと実感出来た気がしました。まあこの党にも色々問題はあるのでしょうが、地方分権と公務員削減を明快に説いているのはここだけですし、私としてはそれが一番興味のあるところだったのです。それでも数日前まではみんなの党に入れるかどうか、かなり悩んでいたのですが、ちょうどその頃、「みんなの党は結局民主党とおんなじだから騙されてはいけない」なんて書いてある妙な怪文書がうちの郵便受けに投げ込まれていたのがきっかけになりました。この種の怪文書がある、というのは話には聞いておりましたが、本物を見たのは初めてで、よく臆面も無くこのような恥ずかしい真似ができるものだ、と呆れ果て、ならば逆の目を張ることにしようと決心がついたのです。踏ん切りをつけてくれたという意味では、あの文書は実に見事に役立ちました。
 開票結果は最後までどうなるかやきもきしましたが、無事10人当選してよかったと思います。10人議員がいれば法案も提出できますし党首討論にも参加資格ができるそうですから、これからの活躍に期待したいです。
 
 それにしても、民主大敗の原因の一つに消費税問題が上げられているのはどうしてなんでしょうね? そもそも言いだしっぺは自民党でしょうに。そっちはあんまり影響なく党首のものすごい笑顔が報道されていたのに、どうもマスコミの言うことは不思議です。

コメント
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