かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

福島原発まで電気が届いたそうですが、好転のきっかけになればいいのですが。

2011-03-17 20:42:25 | Weblog
 昨日はJRで金沢から帰ってくる途中、滋賀県の北で随分雪が降り積もっているのを見たのですが、一晩たってみたら、奈良の方でも雪になっていました。もっともそれほど量が降ったわけでもなく、カーポートの屋根に白くこびりついているくらいで道路は少し濡れている位のものでした。でも、職場の方はさすがに山の中だけあってもう少ししっかりと降っていたようで、道の両脇に残っておりましたし、周辺の山も白く染められていました。この職場に来て10年以上になりますが、3月も半ばを過ぎて積もった雪を見たなんて、ひょっとしたら初めてではなかろうか、と思います。今年はとにかく寒く、冬が長い。サボテン、既に植え替えてしまいましたが、寒さにやられてしまわないか、少し心配です。

 福島の原発もなかなか事態が好転しませんが、なんのかんの言われながら、結局ここまで破局なしにもたせているというのは、結構評価してもいいんじゃないか、と感じています。確かに毎日のように厄介なことが連発して、深刻な事態であることには違いないはずなのですが、何とかこのまま悪いなりにでもいいから安定させて、事態の好転を期待したいところです。今日はどうやら待望の電源が原発まで引かれたそうですし、ヘリや放水車を使った冷却の試みも始まり、その成果が注目されます。一日も早い問題解決がありますように、遠隔地の素人としてはただ祈るばかりです。
 テレビも、皆して原発ばっかり追いかけていないで、各県の救援・支援の状況、官邸というように局ごとに手分けしてそれぞれを濃密に報道するような態勢は組めないんでしょうか? 知りたい情報に合わせてチャンネルを合わせるとかできれば、どこを選んでも似たような話ばかり、という状況が少しは改善されて、大きな話題にかき消されがちな情報もしっかりと伝えられるようになると思うのですが。この事態に視聴率競争する必然性は全くありませんし、政治や東電の危機管理が問われるならば、それを伝えるマスコミにも緊急事態に対応する姿勢を見せて欲しいものです。




 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする