かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ひょっとして、日本は農業大国に慣れるんじゃなかろうか、という夢想。

2011-10-26 21:15:18 | Weblog
 今日は一緒にある仕事をしている大学や企業の方と懇親を深める飲み会です。このところ胃腸の調子が思わしくなかったので参加するかどうか最後まで迷いましたが、今後の仕事の円滑な進行を考慮し、とにかく無理しないように、と心がけて一杯飲んできました。あんまり量は過ごしていないハズなのですが、消化器系の不調のせいか結構強く回って、猛烈な眠気と共に頭の中を深い霧が侵蝕しています。
 そんな意識朦朧状態なので今日はブログも打ち切ろうと思うのですが、酔いの回った頭でちょっと考えていたことを、忘れてしまわないようにここにメモ書きしておきましょう。
 今朝、職場で見た「日本農業新聞」という業界紙の1面トップに、TPP絶対反対!と大書したキャンペーン記事がでかでかと載っておりました。まあソレはそれで頑張ればよい、と思ったのですが、TPPの参加不参加にかかわらず、我が国の農業は滅びの道をひた走っているので、まずはそれをどうにかするキャンペーンを張るべきだろう、といつもの感想を何気なく思い浮かべておりました。そこで、ふと思いついたのです。我が国はひょっとしたら世界に冠たる農業大国になれるんじゃなかろうか、と。滅ぶといってる尻から何を言い出すのかと思われるかもしれませんが、農業で一番大事なものはなんといっても『水』です。まあタイのように国中溢れかえるほどになるのも困りものですが、ナシでは農業などやりたくてもやりようがありません。中国大陸があれほど広大なのに農業生産がたいしたことないのは決定的に水が不足しているからで、それも工業化の進展に伴い残された僅かな水も使い尽くされ、汚染されていますから、どうしたって農業生産が上向く可能性はありません。アメリカだってそんなに水が豊富なわけではなく、日本にいくら米を売りつけたくても、限りある水ではおのずと上限が決まってしまいます。 それに対し、我が国は全国平均で1300だったか500だったかの降水量があり、その水をふんだんに使った水田方式で、いや地現象を起こさず数千年にわたって米を連作しているという、農業の常識からすれば驚異的なことをやり続けてきております。いっそそれをもっと徹底して水を有効に利用し尽くすことが出来れば、少ない水をやりくりしている他国の農業と比較してはるかに有利かつ確実に農業を営むことができるんではなかろうか。
 ・・・なんて妄想をアルコールの霧越しに観ておりました。
 明日意識がはっきりしてから、可能ならもう一度そのことについて検証してみましょう。今はアルコールで加速したすげーこと考えついた!状態ですので、冷静になった明日には恥ずかしくなって大幅修正してしまうかもしれませんが(笑)。
コメント
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