かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今年はなんて言う年なのでしょう? まさかこんな訃報を聞くことになるなんて。

2011-10-06 22:33:03 | Weblog
 2011年とは本当に色々な事が次々に起こる、ここ何年のうちでもまれに見る厄年ですね。まさか、ここでスティーブ・ジョブズの訃報を聞くことになるとは。でっかい専門家のコンピューターから個人個人が使えるPCへの口火を切り、一度は追い出されながら不死鳥のごとく復帰して、今にも瀕死の状態だった会社を全米一番の会社にまで進化させた奇跡のヒト、その立志伝中の人物が、まだ若すぎる満56歳であの世に旅立ってしまうとは。ガンで闘病中、という話は聞いておりましたし、健康上の理由で一線を退いたことも知ってはおりましたから、いずれそう遠くないうちに逝ってしまうのだろう、とは思っておりました。でも、iPad2の発表では一応顕在なところを示してみせておりましたし、これほど早く亡くなるとは予想しておりませんでした。
 思えば、ジョブズ氏のいない時期のマッキントッシュのデザインのひどさと言ったらもう今から思えば信じがたいものがありました。例えばLC575というモニタ一体型マック、これなどまるで鏡餅か旧帝国海軍の艦橋のようにゴテゴテと装備を積み上げただけの一体感も何もないスマートさとは対極の姿をしておりました。いくらマックが好きでもあれは買う気にはならなかったのを覚えていますが、あれと比べると、ジョブズ復帰後に出たiMacやiBOOKのパソコンらしからぬ洗練ぶりは、これが同じ会社が出しているパソコンなのかと信じられない位の大変化でした。
 私はipodもItunesもiphoneも使っておらず、未だにOSは9.2から離れられない、今のアップル社からしたら顧客と呼ぶのもおこがましいような旧い人間ですが、そろそろ何とかお金を都合してMacBOOKを購入したいとここんところずっと考えておりました。それだけに、カリスマの死がブランドの死をもたらさないように今はただ祈るばかりです。誰かジョブズの感性を受け継いでいるヒトがいればいいのですが、ここ2,3年の変化が実に気になりますね。一体アップルは、マックはどうなるのでしょう?

コメント
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