かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

はずかしながら、全国で奈良県だけ陸自駐屯地がない、と言うのを今まで知りませんでした。

2011-11-02 23:03:01 | Weblog
コミトレ用新刊、それなりに順調に進んでおります。とりあえず今日で4話2頁分が一応の完成です。ただ、まだ効果線とか背景とかかなり抜けているので、完成度は8割位の出来でしょうか? 最終的な仕上げはとにかく全話ペン入れベタ塗りを終えてから、全体を見て手がけていこうと考えております。それにしても、いざやり始めて思うのは、4コマとは言え漫画のなんと工程の多いことよ。イラストはどこまで描いたら仕上げと呼ぶかはその時の気分と労力と時間次第、というようなところはありますけど、基本線画に色を塗れば終わりなわけで、それ以外の作業は特にありません。ところが漫画は、絵を描くだけで終わる訳ではなく、フキダシを作ってセリフを入れたり、効果線を引いたり、フキダシもセリフの内容によって形を変えたり、と、絵を描き上げても、完成まで実に多くの作業が残っています。一応現時点での完成は絵とフキダシとセリフを入れる所までにしておりますが、それぞれの工程を流れよく作業するためには、もう少し試行錯誤が必要なようです。

 さて、こうやってのんびり好きな事にかまけている一方で、奈良県的には南部の台風12号被害がきになるところです。先日ようやく迂回路が全通し、橿原市から十津川村に行く日本最長の定期バスが運行を再開しましたが、土砂ダムはまだ水が溜まりっぱなしですし、季節的に大雨の心配はとりあえず無くなったとは言え、これから冬になれば作業そのものが大変になってきますから、できるだけ早く手当を講じてもらいたいところです。隣の和歌山の崩落-土砂ダム現場では、ダムを埋め立てて平地にする作業にとりかかるのだそうです。他のダムについても、是非良い手立てをお願いいたします。
 それら作業の先頭に立っているのが自衛隊の方々なわけですが、なんと、奈良県には陸自の駐屯地が無いのです。全国46都道府県には最低1つ駐屯地があるというのに、奈良県だけ、ありません。どうも理由としては、原発などの重要施設もないし、内陸で狙われる危険性も乏しいし、周囲に大きな駐屯地がいくつもあるので、奈良には結局出来なかったのだそうです。大戦中、天理市に軍の飛行場を建設していた(未完成)関係なのか、自衛隊関連施設としては、奈良市に空自の幹部候補生学校はあります。空を飛べないのに何故あるのか、改めて考えると疑問が湧いてくる施設ですが、それはともかく、奈良県の荒井知事は陸自駐屯地の誘致を考えておられるようなので、実現するならありがたい話です。今度の台風被害もそうですし、近々に迫っているとされる南海・東南海地震などを考えると、小さくてもいいから身近に陸自の基地があるというのは実に心強いものがあります。ただ問題はどこに設置するのか。奈良県はどこも掘ればなにか出てくる土地だけに、それなりの面積を確保して整備しようとすると結構な時間とお金が必要になってきます。適当な場所があればいいんですが、荒井知事さん、是非よろしくご検討の程を。

コメント
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