かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今更『ヤマト』でもないだろうと口では言いつつ、実は結構楽しみだったりします。

2011-11-12 22:54:12 | アニメ特撮
 今日も今日とて1日引きこもってコミトレの出しモノづくりに精を出す、前に、久々に上天気になったので、洗濯の手伝いをして主に物干しを担当し、少々湿りが気になりだした敷き布団を干し、サボテンにおそらくは今年最後になるだろう水やりをするなど、雑事を細々こなしながら、その合間にお絵かきしてました。進捗は、多分明日には原画の50%を超えそうという所。進行ちょっと遅れ気味かも? と思わないでも無いですが、今のところは多分まだなんとかなると思っています。

 さて、そんな合間に少し休んでネットを渉猟してましたら、宇宙戦艦ヤマトがアニメでリメイクされるとの情報を観ました。てっきりまた映画か、と思ったら、TVアニメでやるんだそうですね。予告編なる1分弱の動画が有りましたので観てみましたら、どうも一番最初のヤマトをそのまま現代の作画技術を駆使して作り直しました、という感じでした。3Dのコスモゼロなんかがなにやらえらく格好良く見えて、かなり興味をそそられてしまいました。正直な所、なんで今更ヤマトなの? という気もしないでもないのですが、お話の筋立てや登場人物をなるだけいじらないでそのまんまの形でリメイクしてくれるのなら、懐かしさのあまりきっと観てみたくなることでしょう。まさかかつてヤマトに心酔した中年相手に商売をする気は無いと思いますが、今の子供達は果たしてこれを楽しめるのでしょうか? 当時小学生だった私などは熱狂的にこのアニメにのめり込んだものですが、40年近い歳月を越えて通用する何かがあるような気もしますし、一方でやっぱり古臭さは否めない部分もありそうですし、あるいはそんなところは今の子供達向けに多少は中身をいじってくるのでしょうか? それはそれでどんなリメイクになるのか、好奇心を刺激するものがあります。
 
 ただ、冒頭の錆びついた大和が佇むシーンはちょっと興ざめかも知れません。なんとなれば、今現物の大和は、艦体が大きく2つに割れ、ちぎれた艦首側はぐるりと回って艦尾側に艦首を向けていますし、艦尾側は完全にひっくり返り腹を晒しています。艦橋はちぎれ飛んで離れた場所に沈み、艦上構造物も文字通りバラバラに吹き飛んで辺りに散乱していることが判っています。昔のヤマトの時は、そんな大和の状態がわからなかったので、ほぼ完全な形で残る大和内部をヤマトに改造していても特に違和感を感じなかったですし(とは言え、子供心に、250年も海底にあってあんなに原型が残るんだろうか? という疑問は有りましたが)あの今思い出しても身震いするような迫力ある発進シーンをただひたすら「かっこいい!」と思えましたが、今はさすがに『演出のためとはいえあれはないだろう』という風に感じてしまうことでしょう。とは言え、2つに分断された状態から『ヤマト発進!』とはいかないでしょうから、そのあたりは何かうまい具合に説明をつけてくれると有り難いのですが、予告編を見るかぎりその辺は体よく無視されてあくまで昔のヤマトのリメイクで片付けられる気がします。もしそうなら、この上は『あれはないだろう』という感想を持つ暇もないくらいかっこいい発進シーンを、これでもか!とばかりにみせつけて、懸念をふっ飛ばして欲しいです。

コメント
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