かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

インターネット依存度テストというものがあったので、試してみました。

2011-11-18 22:04:39 | Weblog
 今やネット無し生活など考えられないようになっていますが、世間的にもそれが当たり前だとなってくると、今度はそれが嵩じてネット依存症なる病気になってしまうことがあるのだそうです。その数およそ270万人と言いますから、ちょっとした大勢力です。韓国や中国ではネットゲームにハマりすぎて命を落としてしまったヒトの話が報じられておりましたが、我が国でもそういう廃人化したヒトの話はまことしやかに見かけることがあります。これに対し、久里浜アルコール症センターという神奈川県横須賀市にある国立病院のサイトに、今年の7月にネット依存治療部門、という部署が出来上がり、ネット依存症の治療を手がけ始めたとのことです。アルコール依存症などで培った経験を生かして治療を行うとともに、ネット依存に関する研究と最新の治療情報収集に取り組み、よりよい治療の提供を目指しているのだとか。
 その公式サイトに、インターネット依存度テストなるものがありましたので、ものは試しと早速やってみました。20の問に答え集計すると、ネット依存度が判明する、というシロモノです。
 私もパソコン通信の時代からネットワークは使っており、朝起きたら何をするよりもまずPCを立ち上げてネットに繋ぐ、という生活をしているため、その依存度は相当なものではないか、と思っておりました。ところが、実際に質問に答えて結果を集計してみると、得点は100点満点中33点、判断は『平均的なオンライン・ユーザーです。』とのことでした。
 意外な気もしたのですが、確かに私は家庭崩壊とか起こしかねないほどネットにべったり、というわけではありませんし、そもそもゲームのたぐいはやりません。ネットがなくなるとそりゃ不便極まりない、とは思いますが、無いならないで何とかなりそうだ、と思える位にはネット依存度は低いとは確かに言えます。そもそも私が成人する直前まではネットなんて一般にはありませんでしたし、PC自体まだ産声を上げたばかりだったのですから、それ以前はそんなものは知らずに生活していたのです。今から考えると信じられない時代背景ですが、私のネット依存度の低さはそういう時代を知っているせいもあるのじゃないか、とも思えます。
 ただ、質問事項をつらつら眺めていると、ネットへの依存、というのを私自身十分理解出来ないでいることに気付かされます。自分程度がネット依存ではないか? と疑ったのが恥ずかしくなるくらい、病気の依存症はぶっ飛んだ世界のようです。どうも頭では分かったつもりになれても心底納得することは、多分いつまでたっても無いんじゃないか、と思います。

コメント
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