かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ハッカー集団というのには、国を脅かすだけの脅威的な「実弾」が備えられているんでしょうか?

2012-06-26 22:12:39 | Weblog
 梅雨の中日で今日は日差しが降り注いでいましたが、明日からはまたうっとおしい梅雨空に戻るとのこと。まあ外を出歩く用事がなければ、しとしと降る雨を窓から眺めつつ、というのはけして悪くないものではあります。暑くないし日焼けもしませんし。

 さて、消費税増税と並んで評判の悪かった著作権法の違法ダウンロード刑事罰化について、悪名轟くAnonymousが、「ネット上での基本的な権利およびプライバシーを侵害するというなら、同じやり方で我らも行動する」と宣言、日本政府とレコード協会相手に攻撃を開始するとのニュースを見ました。既に政府機関の一部のサイトが見られなくなっているそうです。まさか日本政府がこれに屈して著作権法改訂を見送るようなマネはしないとは思いますが、ネット時代の魑魅魍魎跳梁跋扈に有効な対策が打てるとも思えませんし、しばらくは政府の右往左往とかのグタグタがつづくのでしょうか? Anonymousの『戦力』がいまいち私には理解できてないこともあり、この先どうなるのか、何を仕掛けてくるのか、その被害はどれほどになるのか、政府やレコード協会にとってそれはどれほどの脅威でありうるのか、等々さっぱりわからないのですが、それにしても、一昔前では考えられない権力への「反抗」方法が今はあるというこの時代の行方そのものに、ちょっとばかり新鮮な驚きを感じさせられます。今までですとせいぜい国会前でデモしたり訴訟を起こしたりするくらいが関の山だったのに、今やスキルさえあればまるで対等に「宣戦布告」して直接攻撃することも不可能ではない、ということなのですから。ひょっとしたら、これは新しい戦争のあり方だったりするのでしょうか? それにはその威力が十分権力を脅かすだけのものである必要があると思うのですが、その当たり、今回の事態である程度明瞭になったりするんでしょうか?

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