かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

無慈悲な暑い夏宣言の下、国の行く末はひたすら混迷の度を高めるばかり、なのかも。

2012-06-25 22:10:33 | Weblog
 気象庁の3ヶ月予報はなんとも無慈悲な、「暑い夏」宣言。某国の勇ましさは特上の「無慈悲な鉄槌」よりも余程身に応える無慈悲さですが、何も気象庁が悪いわけではなくてことは自然現象なのですから、無慈悲なのはこの地球そのもの、ということになるのでしょうか。まあそれでも物は言いよう、ともいいますから、もう少し身も蓋もない表現は改めても良かろう、とは思います。なにはともあれ、それなりの覚悟を持って梅雨明けを迎えねばなりませんね。

 さて、巷を騒がせる消費税増税法案、騒がしい震源地は相変わらず政党という単語の意味を無視しまくっている政権与党の乱れっぷりですが、それに輪をかけて、党幹部の偉いさんたちが、法案に反対しても除籍しないと処分を軽くする事を示唆する発言をなしたせいで、一段と足並みが乱れて造反の動きが拡大しているというのだから、これはもうほとんど喜劇です。乱れた足並みを無理にでも揃えようと思ったら、もはや強権をもって当たるしかなかろうというものなのに。お願いするまでは良いとして、それでも反対するならわかっているだろうね、と衣の裾から鎧でも覗かせればいいのに、これでは皆からなめられて、安心しきった反対者を増殖させるばかりではありませんか。不退転の決意と言いながらこのていたらく。小泉首相の見せたマキャベリズムっぷりからしたら、学芸会でももっとマシだろうと思うほどに甘い姿勢が見えてきます。そんなことをして非難轟々浴びるのが嫌だったんでしょうか。何を言われようとやったもん勝ち、勝てば官軍なのですから、悪口を言われるくらいなんでもないでしょうに、ひょっとしたら、外観の腰の低さとは裏腹に、安っぽいプライドがとてつもなく高い方なのかもしれません。

コメント
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