かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

珍しく奈良県が先頭切って節電対策に取り組むんだそうですが、果たしてうまくいくのかな?

2012-06-20 21:00:33 | Weblog
 台風に備えて、一時家の中に避難させていたサボテンを、また元通り温室に戻しました。直撃食らって30mとか40mとかの風に吹かれていたらうちのようなスチールラックにビニル巻いただけの簡易温室なんてあっという間にひっくり返されていたでしょうから避難させたのは間違いではなかったと思いますが、3月に植え替えの時に省スペースを目論んで大きなバットに寄植えしたのは、今にして思えば。ちょっと失敗だったように思います。なぜなら、とにかく重たい! のです。少し前に水をやってそれが乾ききっていないせいもありますが、こんなに重くなっては温室から出し入れするのがとにかく大変です。こうなったら、台風のたぐいはできるだけ来ないように祈るよりありません。

 さて、関西の夏の電気事情は件の原発を再稼働させてもまだ不足するかも? だそうですが、それに対応すべく、我が奈良県の県庁では、この夏、サマータイム制の実施と月曜閉庁、土曜開庁に踏み切るのだそうです。まあサマータイムといっても始業終業を30分早めるだけですが、まあそれなりの効果はあると見込んでの実施なのでしょう。ただ、県庁も出先は知らず、本丸は霞が関同様にいつも夜遅くまで電気が煌々と付いていて定時で終わってることなど到底なさそうですし、サマータイムにしても結局30分残業が増えてその分残業手当が余計にいるようになるだけなのではなかろうか、という気も致します。サマータイム云々よりも、あの不夜城のごとき有様を改めれるか、いっそそっちを常態にして、昼間は完全に電気を消すかすれば、夏を乗り切るのにちょうどいいんじゃないかと思うほどです。
 あと、土曜開庁は県民サービスとしてはまあいいとは思うのですが、一般県民はあんまり県庁って用事ないんじゃないでしょうか? 私自身奈良県民として既にン十年ですが、自分の用事で県庁まで出向いたとか、県の出先機関に行った、という記憶がありません。市役所ならともかく、県庁が土曜日開こうが月曜日休もうがあんまり関係なさそうなのです。一方市町村とか各種団体とか民間企業とか、なにか用事があって直接県に出向く必要があるような仕事にとっては、県の月曜日休みは不便な場合も出てくるんじゃないでしょうか? それに、県と言えば国とやり取りして市町村との間をつなぐような仕事がありますが、国の方では月曜日に県と連絡取れない、というのは困ったりしないのでしょうか?
 まあ何もやらないよりはマシというものですし、いつも近隣の様子をうかがいながら、他がやってから自分達もやっと重い腰を上げる、というイメージがある奈良県が珍しく近畿で一番早く取り組んだことでもありますから、それなりに成果を上げてくれればいいとは思います。果たしてこの試みが英断となるか勇み足となるか。秋の声を聞く頃にはきっと結果が出てくることでしょう。

コメント
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