今日は朝からひんやりしていましたが、夕方日が落ちてからは急に寒気を覚えるようになりました。今日、明日、明後日、その内でも特に朝方は、寒の戻りと言っても差し支えないような真冬並みの寒さになるのだそうです。まさかここに来てこんな寒さに出会うのなら、もう少し灯油を残しておくのでした。多分後1日位はストーブもつけられると思うのですが、3日となるとよほどこまめに調整しないとなんとも心もとない感じです。でも、この寒さを過ごせばいよいよ季節は初夏に向かうのでしょう。寒さとは年末までお別れのはずです。
さて、MF文庫「ゼロの使い魔」の作者、ヤマグチノボル氏が、この4月4日に逝去されたのだそうな。随分前にガンで闘病生活している、というニュースを見て、なんとか回復されないものか、と案じておりましたが、末期ガンだったそうでついに奇跡は起きなかったようです。享年41歳。うーん、年の近い、それも年下の方が亡くなるというのは、なんとも言えない物悲しさと恐れとが湧いて参ります。
私自身は「ゼロの使い魔」しか知らないのですが、初めてその1巻を手にした時は、「こりゃまた随分と酷い文章だな、ラノベ作家とはこんなものか」などと苦笑しつつ読んだものでしたが、巻が進むに連れて急速に文体が洗練されて格段に読みやすくなり、なるほど、書き続けるというのは確かに力になるのだなと感動いたしました。昔々の漫画家で、デビュー当初は実にまあ下手くそな絵だったのが続けていくうちにどんどん上達していく、というのを何度か目の当たりにしたことがありましたが、同じようなことは文章にも言えるのだと感心したことを思い出します。
現在のアニメや漫画、ラノベ繋がるいくつかの類型の代表者であることを思えば、その喪失感たるや単に1作家のそれを超える物があるようです。なんだか一つの時代が幕を閉じたような、そんな虚脱感が残りますね。
それにしても41歳か・・・。
ゼロの使い魔もあと1巻か2巻位で多分完結していたのだろう、と思うと、故人の無念たるやいかばかりか。今は静かに作品を読み返して、そのご冥福をお祈り致しましょう。
さて、MF文庫「ゼロの使い魔」の作者、ヤマグチノボル氏が、この4月4日に逝去されたのだそうな。随分前にガンで闘病生活している、というニュースを見て、なんとか回復されないものか、と案じておりましたが、末期ガンだったそうでついに奇跡は起きなかったようです。享年41歳。うーん、年の近い、それも年下の方が亡くなるというのは、なんとも言えない物悲しさと恐れとが湧いて参ります。
私自身は「ゼロの使い魔」しか知らないのですが、初めてその1巻を手にした時は、「こりゃまた随分と酷い文章だな、ラノベ作家とはこんなものか」などと苦笑しつつ読んだものでしたが、巻が進むに連れて急速に文体が洗練されて格段に読みやすくなり、なるほど、書き続けるというのは確かに力になるのだなと感動いたしました。昔々の漫画家で、デビュー当初は実にまあ下手くそな絵だったのが続けていくうちにどんどん上達していく、というのを何度か目の当たりにしたことがありましたが、同じようなことは文章にも言えるのだと感心したことを思い出します。
現在のアニメや漫画、ラノベ繋がるいくつかの類型の代表者であることを思えば、その喪失感たるや単に1作家のそれを超える物があるようです。なんだか一つの時代が幕を閉じたような、そんな虚脱感が残りますね。
それにしても41歳か・・・。
ゼロの使い魔もあと1巻か2巻位で多分完結していたのだろう、と思うと、故人の無念たるやいかばかりか。今は静かに作品を読み返して、そのご冥福をお祈り致しましょう。