かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

この一大危機を前にして満面の笑顔で大統領の椅子に座るのは、これ全身肝の人だったりするんでしょうか?

2017-05-10 20:11:07 | Weblog
 今朝の最低気温は16℃ほど、最高気温は24.5℃でした。今日は夜中の2時前に最低気温14.7℃を記録した後、朝にかけてゆるゆると気温が上がり続けました。日の出頃の気温が大体16℃ほどでしたので、これを記録としておきます。

 さて、韓国の大統領選挙、事前の様々な観測どおり文在寅氏が選挙戦を制し、第19代大統領に就任しました。従来は2ヶ月ほど政権交代のための引き継ぎ期間が取られるそうですが、今回は先代大統領の不祥事による失脚もあって、引き継ぎ期間なしに直ちに政務を取られるそうです。まあご本人は盧泰愚大統領の側近として活動していたのですから、アメリカの新大統領と比べれば政務にはそれなりに明るいと見てよいのでしょう。
 しかし、文在寅氏は勝利宣言を満面の笑みで行われましたが、こんな時期の大統領でも当選すると嬉しいものなのか、と私などはその笑顔に疑問をいだきました。対中国、対米国、対北朝鮮、対日本と四面楚歌と言っても良い四分五裂した外交状況に失業者116万人、家計負債額130兆円と言った破綻した経済環境という前門の虎と後門の狼が大口開けて待ち構える中を、ろくに武器もなく進まねばならないという無理ゲー状態が今の韓国の政治環境なのでしょうに、その対応すべきトップに据えられるのを笑って迎えられるとは、どれほど胆力のある優れた人物なのか、と驚かされてしまいます。かつて我が国には、ろくに腹案もないまま笑顔で俺を信じろ!と世界に宣言して程なく蹴躓いたという、未曾有の政治力を誇る宇宙人総理大臣がいましたが、あの笑顔を見ていますと、文在寅氏がそういうのと同じ人種でないだろうか、と少し興味も湧いてきます。自分の国の首班に迎えるのは悲劇と言うよりありませんが、端から見るのは多分中々に面白い喜劇であろうと思われるので、もしそうならそれはそれで楽しそうではあります。

コメント
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