かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

「それにつけてもおやつはカール」の時代はもう随分前に終わっていたんですね。

2017-05-26 21:28:52 | Weblog
 今朝の最低気温は18.4℃、最高気温は28.4℃でした。程々に温かい朝と強い日差しで暑くなった昼との一日でしたが、午後からは雲が多くなって日が陰ることが多く、午前中は空調無しではかなり厳しい車中環境になりましたが、午後からの運転は窓を開けていれば十分快適に走ることができました。
 ただ、帰宅してから手の甲を中心に肌が赤らみ、腫れが生じました。日焼けしないよう長袖のカッターシャツをまとい、白手袋を装着していたので、光アレルギーではないと思いますが、幾ら遮っていたとは言え結構長時間浴びてましたから、多少は布を通し陽の光を浴びてしまっていたかも知れません。全く、吸血鬼でもあるまいに陽の光にアレルギーを発症するとは難儀な肉体ですが、血圧が急変化したり卒倒したりするようなアナフィラキシーショックを生じないだけでもありがたい、といえるかも知れません。

 さて、とうもろこしを膨化させてから焼き上げたお菓子の「カール」が、この8月から西日本のみの販売となり、東日本からは撤退するそうです。なんでも、1968年に売り出されて以来、人気を博した最盛期は190億円の売上があったのが、最近は60億円程度に落ち込み、テコ入れ策もうまく行かず、規模縮小のやむなきに至ったのだそうです。その原因は、カールを製造販売する明治の分析によると、カールのようなとうもろこしベースのお菓子からジャガイモベースのポテチ系に好みがシフトした為、なのだそうです。まあ確かに、昔に比べればあまり食べなくなったような気がします。と言ってポテチ系を食べるというわけでもなく、全体としてスナック菓子を好んで食べなくなってきた、というだけではありますが。子供が減り、年寄りが増えることで、スナック菓子の消費も全体として随分と変化してきているんじゃないでしょうか?
 ただ、関東はじめ、東日本で売上が落ち込み、西日本では割りと維持していた、というわけではなく、単に生産工場を整理して流通ルートを検討した結果、東日本は切ることになったのだとか。このニュースを見た時は、てっきり、東と西の舌の違いで東では受けなくなったのかと思い込んでおりましたが、どうやらそうではないようです。
 それにしても、60億円の売上があるということは、少なくとも数千万袋は全国で売れているということなのでしょう。それが「少ない」と整理される対象になるとは、大手の製菓メーカーの生産規模というのは空恐ろしいものがあります。カールを縮小させた分を担える「大黒柱」が他にあるのか、他人事とは言え気になるところではあります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする