今朝の最低気温は8.4℃、最高気温は24.7℃でした。朝から快晴で放射冷却があったのか朝は結構冷えましたが、昼は一気に上がり、強い日差しは日焼けが心配されるほどでした。明日から5連休が始まりますが、前半はそんな上天気で推移し、後半は天気が崩れてくるそうです。敢えて混雑の中わざわざ出かけようとは思いませんが、例年通り和歌山の植物公園へサボテンを観に行くつもりなので、それは6日頃に行くつもりです。大雨でなければ、ですが。
さて、政府は、輸入する天然ガスの貯蔵庫として、国内でガスが取れなくなった地下のガス田を利用する計画を立てているとのことです。これが実現すれば、安い時に大量に買い込んで貯めておく買い置きができるようになるそうです。
例えば新潟県には、ガスが取れない枯渇ガス田が、通常のLNG基地なら758基分に相当する貯蔵能力があり、液化天然ガスを気化して深さ1000メートル以上の地中に貯蔵することになりますが、元が元なので漏れ出すことはないといいます。
ここまでは技術の問題で、課題は法律と経済性とのこと。経済性の方はある意味わかりやすく、ガス田を貯蔵庫として利用するためにガス圧を一定に保つ必要があって、それを維持するのが大変だったり、新潟県で貯蔵して大消費地の東京までガス化した天然ガスを運ぶ方法といった問題もあります。
一方わかりにくいのが法律の方で、と言うか私自身が法学が嫌いだから理解しにくいだけなのかもしれませんが、これまで枯渇ガス田での輸入天然ガスの貯蔵については、鉱業法に明確な規定がないというのが問題なのだそうです。
そこで経産省は、貯蔵ガスを取り出す際に、もともと残っていたガスが混ざることから、これはガスの貯蔵ではなく「ガスの掘削、生産の一環」と位置づけることで、この事を合法化する、という法解釈で、貯蔵できるようにしようとしているのだそうです。
こんなことでくだくだ悩まねばならない法家とか官僚とかいう人達は馬鹿なんじゃなかろうか、と思ってしまうわけですが、何事も法に基づいて差配せねばならない法治国家たる我が国のこと、例えどれほど馬鹿馬鹿しかろうと、こういうこともやらねばならないというのは、消極的ながら理解できなくもありません。ですが、イチに我が国の燃料安定供給のため、という大義名分がある以上、こねくり回した法解釈などに拘泥すること無く、ガス田に天然ガスを貯蔵する、というする法律を作ってしまえば良いと思うのです。あるいは、省令とか何とかで、法の埒外で勝手気ままに条文をこね回して下々に押し付けるいつもの方法でやれば良いと思うのですが、そのあたりのさじ加減が、私などには理解できません。きっと永遠に理解できないでしょうし、理解したいとも思いませんが、この歯がゆさ加減が政府や官僚の暴走を抑制することにもつながっているのかもしれず、単純にとっととやれ、どんどんやれ、というだけでは駄目なのだろうな、とも思います。
さて、政府は、輸入する天然ガスの貯蔵庫として、国内でガスが取れなくなった地下のガス田を利用する計画を立てているとのことです。これが実現すれば、安い時に大量に買い込んで貯めておく買い置きができるようになるそうです。
例えば新潟県には、ガスが取れない枯渇ガス田が、通常のLNG基地なら758基分に相当する貯蔵能力があり、液化天然ガスを気化して深さ1000メートル以上の地中に貯蔵することになりますが、元が元なので漏れ出すことはないといいます。
ここまでは技術の問題で、課題は法律と経済性とのこと。経済性の方はある意味わかりやすく、ガス田を貯蔵庫として利用するためにガス圧を一定に保つ必要があって、それを維持するのが大変だったり、新潟県で貯蔵して大消費地の東京までガス化した天然ガスを運ぶ方法といった問題もあります。
一方わかりにくいのが法律の方で、と言うか私自身が法学が嫌いだから理解しにくいだけなのかもしれませんが、これまで枯渇ガス田での輸入天然ガスの貯蔵については、鉱業法に明確な規定がないというのが問題なのだそうです。
そこで経産省は、貯蔵ガスを取り出す際に、もともと残っていたガスが混ざることから、これはガスの貯蔵ではなく「ガスの掘削、生産の一環」と位置づけることで、この事を合法化する、という法解釈で、貯蔵できるようにしようとしているのだそうです。
こんなことでくだくだ悩まねばならない法家とか官僚とかいう人達は馬鹿なんじゃなかろうか、と思ってしまうわけですが、何事も法に基づいて差配せねばならない法治国家たる我が国のこと、例えどれほど馬鹿馬鹿しかろうと、こういうこともやらねばならないというのは、消極的ながら理解できなくもありません。ですが、イチに我が国の燃料安定供給のため、という大義名分がある以上、こねくり回した法解釈などに拘泥すること無く、ガス田に天然ガスを貯蔵する、というする法律を作ってしまえば良いと思うのです。あるいは、省令とか何とかで、法の埒外で勝手気ままに条文をこね回して下々に押し付けるいつもの方法でやれば良いと思うのですが、そのあたりのさじ加減が、私などには理解できません。きっと永遠に理解できないでしょうし、理解したいとも思いませんが、この歯がゆさ加減が政府や官僚の暴走を抑制することにもつながっているのかもしれず、単純にとっととやれ、どんどんやれ、というだけでは駄目なのだろうな、とも思います。