かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

沈んだ潜水艦が海底に刺さりモニュメントのごとく屹立しているのはある種壮観ではあります。

2017-05-25 20:13:20 | Weblog
 今朝の最低気温は17.6℃、最高気温は22.7℃でした。昨夜からの雨は今日も昼前まで降り続き、久しぶりにまとまった雨になりました。カラカラに乾いていた空気もしっとりと水気を含み、何となく過ごしやすくなったような気がします。明日は朝のうち、ひょっとしたら雨が残るかもしれませんが、その後は晴れて汗ばむ初夏の陽気が戻ってくるようです。ちょうど車で少しばかり遠出しなければならない日ですので、雨の中を走らなくて済むのはありがたいです。

 さて、長崎沖で、艦砲射撃で沈没処分された帝国海軍の潜水艦が、海底に突き刺さった状態で発見されるという椿事がありました。ニュースの映像を見ると、見事に垂直に立っている様子が伺えます。艦尾から沈んだらしく、艦首部分の海底からの高さは約60m、艦橋から後ろ側がすっぽり突き刺さり、海底で直立している模様です。戦後70年を経て未だに朽ち果てること無く往時の姿を留めているのはもう感動的な光景ですが、場所も特定できていることですし、是非今後は生の水中撮影映像を見せてもらいたいものです。艦種を特定したいという研究グループの話もあることですし、映像が出るのを期待してます。
 ところでこの海域ではイー402をはじめ24隻が処分されたとのことで、2015年8月にはその一部が発見され、話題を呼んでました。これでまたこれで注目を集めることになるでしょうが、できれば1隻でいいので引き上げられないものでしょうか。復元できれば、歴史教育素材なり観光資源なり使いでは色々あるように思いますが、水深200m、潜水艦が垂直に刺さるほど柔らかな海底が相手では、難しかったりするのかもしれませんね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする