かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

わざわざ軽自動車を左ハンドル改造とはなんと酔狂かと思いましたが、以外にしっかりした根拠があったみたいです。

2017-05-14 21:12:16 | Weblog
 今朝の最低気温は14.8℃、最高気温は26.8℃でした。午前中は雲が多く、日差しも途切れ途切れ、と言った様子でしたが、午後からは雲が少なくなり、気温も上がりました。明日からはしばらく上天気が続くようで、暑くなる日も多いようです。いよいよ初夏から梅雨前の夏日和に近づいてきそうです。

 さて、香川県の自動車整備工場社長が、軽乗用車の左ハンドル化にこだわり、改造を行っているそうです。今日のYahhoニュースで見た記事ですが、可能な限り純正部品にこだわり、車検を通して公道を堂々走ることができる仕様なのが人気を博しているのだとか。このヒトは、市販車を福祉車両やキャンピングカーなどへ改造する仕事を手がけてきたそうですが、2014年に軽乗用車の左ハンドル化に取り組み、2年がかりで、安全基準などを完全にクリアする水準に仕上げ、素体としたスズキ自動車のハスラーなら、80万円ほどで改造可能なところまで持ってきたのだそうです。
 軽自動車は日本独自規格でメーカーは右ハンドル車しか製造しておらず、左ハンドルにすれば希少価値という点では比肩するものが無いレベルの珍しいものとなります。それを読んで、また随分と酔狂な趣味人だな、と思ったのですが、「路肩に止めた左ハンドル車から運転手が安全に乗降できるメリットにも気がついた」という一言には、ああなるほど、と目から鱗が落ちました。「福祉車両が左ハンドルなら、安全に乗り降りできるはず。世界一厳しい車検に通る左ハンドルの軽乗用車なら、海外でも通用する。将来は輸出もやってみたい」という言葉には、単なる伊達や酔狂ではない、確かな現実的判断があるのだな、と感じましたが、左ハンドル車って実際の所運転の感覚としてはどれくらい変わるものなのか、少し興味はあります。街中でも、輸入車でそれなりの数の左ハンドルが走っているので、ちょっと慣れれば、4tトラックを運転したりするよりは楽に走ることができるんではなかろうか、と思いますが、MT車よりは需要がありそうにも思えますし、福祉車両としてそれなりに需要がありそうならメーカーでもちょっとは取り組んでも良さそうなものです。

コメント
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