今朝の奈良市アメダスの最低気温は25.6℃、昼の最高気温は37.1℃、五條市アメダスの最低気温は22℃、最高気温は34.9℃でした。午後遅く、いかにもな雲が流れてきて雷も鳴って、これは夕立があるか? と期待したところが残念ながら一粒も雨は落ちてこないまま、夜になりました。風だけは少し強めに吹いたのですが、暑い空気が流れて来るばかりでまるで心地よくありません。結局我が奈良県では雨は南部の山間地でそこそこ降っただけにとどまり、北部は蒸し暑いだけの一日になってしまいました。今夜せめて少しは過ごしやすくなってくれれば良いのですが、奈良市は19時現在でまだ30℃台の気温で、このままだとまた寝苦しい熱帯夜ということになりそうです。
さて、JR東日本によると、山手線や東北新幹線などで、運転士無しの自動運転を行うための検討を始めたとのことです。近く、ベテラン運転士が定年で大量退職するため、運転士や車掌の不足に対応するのが目的だそうです。とりあえず、第1段階として、緊急時対応の車掌のみ乗車して運行することを目指し、将来的には完全無人の自動運行も視野に入れて開発を進めるのだとか。
無人と言うと驚きますが、東京のゆりかもめとか大阪のニュートラムとかでは無人の自動運転が既に行われており、技術的に不可能というわけではなさそうです。もっとも、はじめから自動運転を見込んで設計・建設されたこれら新交通システムと比べて、JRの場合は既存の路線に自動運転システムが馴染むように導入していかねばならないのですから、これら先行事例では考えられなかったハードルも出てきそうな気はします。
しかし、特に山手線ではラッシュ時の大混雑に自動システムが対応できるのか、素人目には随分難しい感じもします。それにやっぱり異常発生時に人無しで対処できるのかは疑問です。もっとも人がいても異常発生時には通り一遍のアナウンスをするばかりで、他にはあまりこれという役立ち場面が思いつかなかったりもしますが。
自動システムの完成が遅れる可能性もあるでしょうし、とりあえずは退職されるベテラン運転士の再雇用とか路線が減ったり減便したりする地方路線の運転士を採用するとかで運転士を確保しておいてはどうかと思います。昔ニュートラムが暴走する事故を起こしたとき、しばらく安全装置代わりにか運転士が乗車していた事がありましたが、そういった突発事態に対応できるだけの冗長性はある程度担保しておくべきだろうと思いますし、それを無理なく実現する方法も合わせて検討しておく必要があるんじゃないでしょうか。
それにしても、少子高齢化で働き手が減少する、という話がようやく肌身に感じられるような事態が動き出した感じがします。これからあちこちで同じような自動化・無人化の話題が現れて来るのでしょうね。そうして労働が全て自動化されて、その労働の生産をもとに、人がベーシックインカムみたいな形で生活に困らない程度の収入が得られるようになれば、随分と気楽な世界が生まれてくれるんじゃなかろうか、と夢想してみたくなります。
さて、JR東日本によると、山手線や東北新幹線などで、運転士無しの自動運転を行うための検討を始めたとのことです。近く、ベテラン運転士が定年で大量退職するため、運転士や車掌の不足に対応するのが目的だそうです。とりあえず、第1段階として、緊急時対応の車掌のみ乗車して運行することを目指し、将来的には完全無人の自動運行も視野に入れて開発を進めるのだとか。
無人と言うと驚きますが、東京のゆりかもめとか大阪のニュートラムとかでは無人の自動運転が既に行われており、技術的に不可能というわけではなさそうです。もっとも、はじめから自動運転を見込んで設計・建設されたこれら新交通システムと比べて、JRの場合は既存の路線に自動運転システムが馴染むように導入していかねばならないのですから、これら先行事例では考えられなかったハードルも出てきそうな気はします。
しかし、特に山手線ではラッシュ時の大混雑に自動システムが対応できるのか、素人目には随分難しい感じもします。それにやっぱり異常発生時に人無しで対処できるのかは疑問です。もっとも人がいても異常発生時には通り一遍のアナウンスをするばかりで、他にはあまりこれという役立ち場面が思いつかなかったりもしますが。
自動システムの完成が遅れる可能性もあるでしょうし、とりあえずは退職されるベテラン運転士の再雇用とか路線が減ったり減便したりする地方路線の運転士を採用するとかで運転士を確保しておいてはどうかと思います。昔ニュートラムが暴走する事故を起こしたとき、しばらく安全装置代わりにか運転士が乗車していた事がありましたが、そういった突発事態に対応できるだけの冗長性はある程度担保しておくべきだろうと思いますし、それを無理なく実現する方法も合わせて検討しておく必要があるんじゃないでしょうか。
それにしても、少子高齢化で働き手が減少する、という話がようやく肌身に感じられるような事態が動き出した感じがします。これからあちこちで同じような自動化・無人化の話題が現れて来るのでしょうね。そうして労働が全て自動化されて、その労働の生産をもとに、人がベーシックインカムみたいな形で生活に困らない程度の収入が得られるようになれば、随分と気楽な世界が生まれてくれるんじゃなかろうか、と夢想してみたくなります。
