ときの財務相が減税を示唆する発言！ 景気対策に減税が実現するのでしょうか？

　今朝の奈良市の最低気温１３．７℃、昼の最高気温は１８．９℃、五條市の今朝の最低気温は１１．１℃、昼の最高気温は１７．８℃でした。今日は未明から雨で、午後３時過ぎまでずっと降り続き、いったん上がって日が差して晴れてきた空が見えたのですが、夕刻帰宅しようと外に出た途端、また傘がないと微妙に駅までに濡れるという程度に降ってきました。夜になってから再び本格的に降り出したりして、なかなかしつこい雨になっています。雨は今夜中には止んで、明日はとりあえず晴れてくる模様です。ただ、夜の気温が異様に高いです。今夜はあまりいつもの通り布団をかぶると、暑さで目が覚めるかもしれません。

　さて、麻生太郎財務大臣が、参議院財政金融委員会で「景気対策として減税が一案というのは世界の潮流。反対するつもりはない」と述べられたそうです。具体的な税目については特に言及しなったそうですが、財務大臣が減税を示唆するような発言を国会でするというのは、なかなかに期待感を煽る話です。世の中、コロナウイルスのせいで外出を控えるようになってきて、食費などは堅調でもそれ以外の娯楽関係とかは大きく消費が減退していることでしょうし、東海道新幹線も乗車率が常日頃の半分近くに落ちているそうです。そうでなくても消費税アップの影響も出ていることでしょうし、ここで何らかのテコ入れをして消費を増やし、景気を上向かせる事ができれば、政権としても悪くない話となるでしょう。
　もし減税するのなら、やはり消費税が一番効果が高いでしょうか。影響もその分大きいかもしれませんが、８％に戻したり、５％まで下げたりできたら、相当効き目がありそうです。ガソリン税とかは、効果は限定的でもインパクトはありそうに感じます。折から、原油の価格も下がっているという話ですし、減税と合わせて一気に１L　８０円位にできたら、非常に大きな話題になるでしょう。
　反対に、法人税が下がってもあんまり嬉しくなさそうですし、所得税でもあんまり感動しないかも。法人税は直接的に影響するヒトが少ないですし、所得税は少しくらい下がってもあんまり影響がないような気がします。その点消費税はある意味一番身近に支払っている税金ですし、やる価値は大いにあるように思われます。
　いずれにしても、本当に減税するかどうかは時の政権の意向次第。よく考えていただいて、効果的な制作として打ち出してほしいですね。