聖火を車で運ぶくらいならとっとと羽田に空輸すれば良いと思います。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は４．１℃、昼の最高気温は１３．７℃、五條市アメダスの最低気温は２．１℃、最高気温は１２．４℃でした。今日は雲が多めながら日差しのある時間のほうが長く、全般的には良いお天気の一日でしたが、気温は振るわず、先日来、まるでこれから冬に向かうのかと誤解しかねないくらい、徐々に下がりつつあります。移動性高気圧に広く覆われる明日は、朝の放射冷却が強くてひょっとしたら霜が降りるかもしれないくらいには下がってきそうですが、昼間は穏やかに晴れて少しばかり暖かくなってくる模様です。今夜は少し暖かめにして寝たほうが良さそうですね。

　さて、災い続きの東京オリンピック、組織委員会は聖火リレーについて、いつものように人が持って走るのではなく、車で運ぶことを検討しており、明日にも決めるそうです。列島を席巻するコロナウイルス禍への対応として、いつも盛大に行われる聖火リレーの騒ぎを縮小しようとしており、公道を人が走ることで生じる人だかりを避ける目的があるのだそうです。
　・・・なんというか、もう止めたら？　と言いたくなるような体たらくですね。聖火を人で運ぶそもそもの意味が全くなくなるではないですか。関連するイベントは全て中止し、人出を規制して、あちこち寄り道せずまっすぐ会場まで粛々と人が持って運べばいいじゃないですか。そう言えばそもそもからして聖火は空路で運ばれてきたのですから羽田空港まで運んでそこから人が会場の聖火台まで運べばよいでしょう。これだけ失点を重ねてなお余計なことをズルズルと考えるからわけのわからない事をしでかすのでしょう。ももうすっぱり損切りして、シンプルに考えてみたらどうでしょうかと組織委員会に言ってあげたくなります。
　しかし、これはもう本当に中止になるかもという気がしてきました。もし本当に中止になったら、２０２０年は忘れられない歴史に残る年になりそうです。