河野大臣の判子文化一掃活動が凝り固まった行政のあり方を揺るがしそうです。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は１６．８℃、昼の最高気温は２７．２℃、五條市アメダスの最低気温は１６．６℃、最高気温は２５．５℃でした。今日は朝から雲が多い空模様でした。と言って雨が降りそうとかいうのでもなく、日中は青空がそれなりに広がってもいて、空の６，７割くらいは雲が隠している、という時間帯が多かったように感じます。明日は快晴の予報で、朝は放射冷却によってかなり冷え込みが強くなりそうです。その分昼間は久しぶりに３０℃に達しそうなくらい気温が上がってくるようなので、仕事に出かけるときの服装には気をつける必要がありそうです。

　さて、河野行政改革担当大臣が各省庁に対して判子を廃止可能か検討して回答するよう求めていた件について、およそ８００種類中３５が法律に定められている等の理由で廃止できない、という回答だったそうです。それでも全体の９割以上が廃止の方向で、残りの例についても精査を続けるとのことでした。大臣によると、「法律が押印を求めているということは理由にならない」とのことで、たとえ法律を改正してでも行政から判子を一掃しようという強い意志が感じられました。今までそれなりに問題視されながらも残り続けてきた判子文化の牙城がついに崩れるさまをこれから観られるのかもしれません。願わくばその流れが地方行政にも押し寄せ、様々な場面で判子が不要とされるように進んでいってもらいたいものです。ところで、NHKの受信料も法律で定められているから、という論法で日本国民からむしり取られているわけですが、これについても「「法律が求めているということは理由にならない」と声を上げていただけると大変ありがたいと思います。