年平均４０回以上、５年に渡って不正を見逃す高速道路のシステムって、大丈夫なんでしょうか？

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２１．３℃、昼の最高気温は２５.１℃、五條市アメダスの最低気温は１９℃、最高気温は２４．８℃でした。今日は晴れ時々曇り、比較的青空分が多いものの雲も多く、特に午前中は朝からどんよりとした雲が優勢で、１０時ころにはさあっとアスファルトが濡れる位の雨が降りました。明日明後日は晴れて朝の冷え込みが強く、その後は台風次第で雨になる可能性もある模様です。もっとも今の段階では台風１４号の進路はあまりに幅が広く、どこに来るかわかりません。そのために予報もC判定です。もう１，２日経てば、どの辺りにやってくるか見えてくることでしょう。これが日本に影響する今年最後の台風になるんでしょうか。

　さて、大阪府堺市の４２歳の会社員の男が、和歌山や広島に釣りに行くのに高速道路の通行料金をまともに払わないこと５年間で２００回以上を重ね、ついに逮捕されました。手口は、ETCを通らず、通行券を取る方の入り口で高速に入り、出るときは、料金所で係員に「ETCカードのエラーが出た」「乗ったのは直近の入り口」と偽り、正規料金をごまかしていたというもの。「通行料金を支払うのがばからしく、趣味の魚釣りに金を使いたかった」そうですが、手口自体はなんとも杜撰でそんな方法で２００回も成功するという方がどうかしていると感じました。係員がそんな詐欺を見落とすほど、ETCカードにはエラーが生じるものなのでしょうか？　もしそうならETCカードというシステムそのものに問題があるような気がしますが、実際のエラー発生率というのはどれくらいになるのでしょうね？
　それにしてもよく捕まったものです。あまりに頻繁に繰り返せば、いずれは目立って不審感を抱かれるのは時間の問題であろうと思うのですが、連続して成功しているとそういう感覚も麻痺していくのでしょう。これが３回に１回とか５回に１回とか適当にやったりやらなかったりと散らしていたら、多分なかなか見つからなかったかもしれません。あのとき民主党が公約を守っていたらこのヒトも捕まらずに済んだでしょうに、まあ罪を償っていただくよりありませんね。