かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

日本学術会議、名が売れて良かったんじゃないでしょうか? デマや誤解も相当増殖しているようではありますが

2020-10-14 20:24:52 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は14℃、昼の最高気温は25.4℃、五條市アメダスの最低気温は11.2℃、最高気温は24℃でした。昨晩から快晴の空だったので今朝はかなり冷え込むだろうと思っていましたが、案の定、冷たい朝になりました。もっとも、駅までは20分かけて歩いてでかけたので、これまでとさほど変わらない格好でもさして寒いと感じることはありませんでした。昼間は午前中はよく晴れ、午後からは雲が多くなりましたが、一日よく晴れたお出かけ日和だったと思います。そんな中、仕事で早朝から京都へ出かけ、仕事の合間に仕事先近くの下鴨神社と北野天満宮にお参りして来ました。下鴨神社の糺の森を歩くのは3年ぶりくらいですが、まちなかとは思えない落ち着いたのどけさが感じられる気持ちの良いところですし、北野天満宮もやはり3年ぶり位でしたが、重厚で絢爛な桃山造の本殿など見ごたえある建築群が楽しめました。最後にお土産で天満宮前の澤屋へ行き、名物の粟餅を購入して帰宅しました。紅葉を愛でる秋の観光シーズンの少し前だったせいか、バスもほぼ時刻通り動いていましたし、両神社ともさほどの人出はありませんでしたが、GOTOキャンペーン以来京都への観光客はかなり戻ってきているらしく、休日は相当に混み合うのだと、仕事先の方々から話を聞きました。こちらは平日の落ち着いた雰囲気でお参りできたので、大分助かった気がします。
 それにしても、京都市バスも気がついたら主要なバス停だけ停車する急行が随分増えて、移動しやすくなったように感じました。以前は下鴨神社も北野天満宮も、行き来しようと思うと最低30分は移動にかかるのが当たり前だったように思いますが、北野天満宮から京都駅までの急行バスは、乗車時間20分足らずだったんじゃないでしょうか。気がつけばもう二条城前を通過したかと思ったら、すぐに本願寺前を走っていて、その先に京都タワーが見えていたと言う、あっという間の北から南への移動でした。いつもこの調子ならありがたいのですが、11月になったらさすがにこうは行かないでしょうね。

 さて、菅総理による任命拒否からこっち、日本学術会議関連の情報を見ない日はありませんが、そもそも日本学術会議なる組織があることすら国民の誰も知らなかったでしょうから、こうして認知度が爆発的に上がっただけでも、総理の仕事としては素晴らしい成果があったんじゃないでしょうか。ただその一方で根拠のないデマや誤解も多々生まれているようで、突然出現した(ように見える)特殊な利権団体(っぽい)組織に対する、ある種の有名税といえるかもしれません。日頃から自分たちの存在のアピールに努めていればこんなこともなかったでしょうに、その点だけは自業自得と言わざるを得ないかもしれません。中には、科研費4兆円を差配する圧力団体、なんていうデマも流れていたそうですが、競争型資金の科研費の原資が4兆円もあれば、日本中の研究者は誰も苦労しなくて済むでしょうね。是非これだけは今からでもデマでなくなるよう、政府の予算配分があると嬉しいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする